今回この記事で分かる事は、タコの高騰理由と正月用タコを釣れる船宿を紹介します。
もちろん釣りサイトなのでタコ釣りの極意も紹介してまいります。まずは、何故タコが高騰したのか?少し紹介していきます。
タコ高騰の理由とは⁈
総務省の9月の小売物価統計によると、マグロは100gあたり499円、一方でタコは100gあたり507円と、マグロを8円上回る価格となりました。
高級魚のイメージのあるマグロを、安価なイメージのタコが超えるという衝撃。

たこ焼き屋さんが心配ですね〜
理由は1つではなく【円安】【輸送費高騰】【温暖化】【世界の需要拡大】と日本人にとっては、悪い事だらけ!
温暖化の影響でハモがタコの子供やエサを食べてしまうのも原因で国内の漁獲量が減って来てます。
日本がタコを輸入している国は意外にも西アフリカの国々で、モーリタニアとモロッコからの輸入が大半を占めます。
何故遠く国から輸入するの⁈
日本から派遣されたJICA(国際協力機構)の隊員がタコツボ漁の技術を伝え、需要の高い日本への輸出に販路を見出したので遠くモールタリアから輸入されてるんです。
タコを食べるのは、日本人だけではありませんが世界の3/2のタコを日本人が食べてました。
アメリカでは、デビルフィッシュ(悪魔の魚)なんて嫌われてたものの近年は、ヒスパニック系の移民が食べるようになり需要がアメリカでも多くなり円安で買い負けして日本は、高騰&品不足となってるのがタコの高騰の原因なんです。
タコは世界中から『ひっぱりタコ』なんて(^◇^;)



オヤジギャグ嫌われるよ!
年末のタコ釣り船宿


年末年始にお正月用のタコを釣るための船宿について、以下の詳細情報をお伝えします。
どの船宿も正月タコ狙いは人気なので早めの予約が必須です。それでは、かく船宿の情報を詳しく見て行きましょう。
タコ船宿【長崎屋】(横浜本牧)
長崎屋の特徴は、全ての釣り物料金。
女性/高校生は6,000円・中学生以下のお子様は5,000円で乗船出来るので、女性や子供連れの釣行ならおすすめ!
一般乗り合い『タコ釣り』の料金は9,500円エサ付き
手釣り&竿釣りOK
【長崎屋】釣行手順
カーナビを利用の場合は【横浜市中区本牧元町33-4】
詳しく写真付きのアクセスが公式ホームページにあるので公式ホームページを参考にすると間違いなく到着出来ます。
吉野屋(浦安)
料金はエサ込みです。出航午前 7:00
大人10000円
女性9000円
子供(15歳まで)6500円
千葉県浦安市猫実5-7-10
☎︎047(351)2544
一ノ瀬丸(金沢八景)
予約乗合船となりますので予約を忘れずに☎︎045-782-3714
料金は、蟹エサ・氷付きです。
一般10000円
女性7500円
高校生以下6500円
当日の流れ
- お店の前でスタッフに駐車場の停める位置を指示してもらう(駐車場500円)
- 舟形のボードがあるので好みの釣り座の札を取る
- 受付にて、乗船名簿に、氏名・年齢・住所・連絡先・性別をすべてご記入してから乗船料金を支払う。
- 氷を各自積んでください。(餌は船上で配られます)
- 桟橋でスタッフの指示で乗船
乗船名簿事前登録を利用された方は、受付時にご自身のQRコードを読み取り機に提示すだけでスマート。事前に乗船名簿登録したい方
みや川丸(富津港)
手釣り専門
千葉県富津市富津1136-51☎︎0439-87-4137
地図は公式サイトが分かりやすいです。
貸タコテンヤ・持帰り用ネット・氷付
一般10000円
女性・子供7000円
富津地区は餌木ダコを資源保護の観点から禁止されてます。イイダコもマダコも禁止されてます。
みや川丸では昔ながらの手釣りでマダコを狙うのが特徴で竿を禁止します。
座席の取り方
船に乗る「階段」の上から順にクーラーを並べて乗船時間になったら順番に乗船して好きな席に座るスタイルです。
係員が来る前に乗船して席取りは禁止です。
渋糸という太い糸の先に、冷凍のカニをしばったテンヤのみと言う昔ながらの伝統釣方。
渋糸とテンヤは船宿が貸してくれます。
用意する物は、クーラーボックスと指サック(必須)
根掛かりが多いのがタコ釣りなのでテンヤを持参すのも良いです。

マダコの釣り方

魚のようなアタリを取る釣りでは無く、タコが乗ったか?繊細なアタリを取るわけではないのですがこれが慣れないと乗った!重さが分からないと釣れないので簡単そうで奥が深い釣りできっとハマります。
乗った(重さ)が分かるようになったら合わせです。すーっと合わせるような合わせでは、タコが掛かりません。
テンヤのハリを刺すイメージで真上に思っきって合わせるのですがタイミングが慣れないと、これまた乗りません。
マダコが乗るとテンヤが海底をトントンとたたく感触が、グニャッと仕掛けが粘り着くような感触に変わります。
ここで合わせては釣れません。
そのまま小づき続け、十分に重みが伝わってきたところで合わせを入れるとズシン!
アタリがあったら5~10秒数えて、ひと呼吸おいて一気に強く合わせることが重要です。
合わせが決まると重さが伝わって来ます。海底などにタコが張り付かないよう素早く上げて来て下さい。
取り込みも手釣りの場合は船縁に張り付かれる場合があるので手をなるべく海の方に出して取り込んで下さい。
竿釣りタックル
竿はマダコ専用か、ビシ竿でも可能です。
エギでタコを狙う場合、ロッドに求められる要素は小突きやすさと大型のタコにも負けないバットパワー。X45を採用し、大型のタコにも負けないバットパワーを実現し、エアセンサーシートは長時間の小突きでも疲れにくい使用になってます。


タコのかすかな触りも感知する鋭敏メタルトップ搭載の船タコ専用ロッド。
超弾性チタン合金穂先「メタルトップ」と軽量高感度の「AGS」とのコンビネーションで、タコが腕1本で触れてくるような小さなアタリも表現する鋭敏穂先です。

さらにX45採用
X45とは、0°・45°・90°がそれぞれ曲げに最大の弾性能を発揮すので、タコ釣りに大切なアワセ時のパワーロスを防ぎ確実なアワセを得られる特徴の竿です。

リールは中型両軸がお勧めで、ラインはPE3~5号。リーダーはフロロカーボン8~10号50cm。

エギはマダコ専用で、2つ付けるのが一般的でオモリは東京湾の標準は50号を使用します。
集魚材など沢山アイテムが販売されてます。好みの物を追加してもオモリとエギだけでも平気です。
まずは、釣行に行きその後に考えても良いと思います。

マダコ手釣りタックル
渋糸とテンヤのみと言うシンプルな道具になります。
渋糸は船宿で借りるのが一緒的ですがベテランの中には、自分専門の渋糸を巻いて持って来る方もいます。
釣具店などで渋糸を購入する方は、3日程度真水に付けて巻くとクセが減ります。購入してそのまま船へ行くと使いずらので注意して下さい。
初めて手釣りでマダコを狙うなら船宿の渋糸とテンヤを借りて釣って見る事をおすすめします。

冬の船釣り防寒対策商品
冬の船釣りするには、防寒対策が必須です。
釣りウエアーなどで体は暖かいけど意外と忘れる手の防寒対策から紹介します。
Daiwa DG-7323W タイタニウムグローブ 3ピースカットデザインで、フィッシングに特化していますが、新素材のタイタニウムアルファ素材の防寒手袋です。
タイタニウムアルファ(Titanium Alpha)は分かりやすく紹介すると、ネオプレン素材にチタン合金と合成繊維をラミネート(サンド)した、新素材で暖かさも格段に上がります。
山本科学工業の研究結果を見るとネオプレン5mmとタイタニウム3mmの保温力が同等というデータがでていました。

インナーはとても大切です。一番おすすめで自分は、このダンロテックのインナーなしでは、冬の船釣りに耐える自信がありません。



まとめ
世界1マダコを食べる日本人なら一度は自分で釣った美味しいタコを食べてみたいと思いますよね。
マダコ釣りシーズンは、初夏から真夏が普通ですが、12月はサイズアップと市場価格の高騰などで正月用タコ狙いが近年人気です。
近年の人気は、竿を使ったエギ釣りがタコ釣りですが初心者の方は、是非とも手釣りテンヤを体験して見て下さい。体で覚えるタコの乗りが分かる釣りです。
そして昔からタコテンヤには、ビギナーズラックが多くあるんです。運7割腕3割なんて言われてるので、初めてでもトップになるかもしれません♪
これには、いくつか理由もあるのですが長年釣りをしてる方は、少しのアタリが分かり早合せして乗らないなど様々ありますが長くなるのでこの辺にして起きます。もし興味があればコメント欄から送って下さいね。
みなさんの楽しい釣りライフの1つにタコ釣りが増えると幸いです。
釣り堀居酒屋や海上釣り堀に興味のある方はこちらから紹介します。