こんにちは!今回は、私が実際に経験した**「夏タチウオ釣りの苦い思い出」**をシェアしたいと思います。
「夏のタチウオは水深が浅いから、手巻きリールで軽快に楽しめるよ!」
そんな言葉を鵜呑みにして、軽い気持ちで船に乗った私を待っていたのは、予想だにしない展開でした…。これから夏タチに挑戦する皆さんは、ぜひ私の二の舞にならないようチェックしてください!
この記事は、2026年最新版の船タチウオ釣り全体像をまとめた
【船タチウオ釣り完全ガイド】の中でも、
「夏のライトタチウオで失敗しやすいポイント」を深掘りした実録記事です。
「浅場」のはずが、いきなりの「水深80メートル」!?
結論から言うと、
「夏のライト太刀魚=手巻きでOK」という考え方は、2026年現在では通用しません。
正しくは、
「浅場がメインだが、いつでも深場に行く可能性がある釣り」
これが今の船タチウオの現実です。
夏タチウオといえば、水深10〜40m前後の「極浅」を狙うのが代名詞。私も「それなら電動リールなんて重いだけ。手巻きで十分!」と判断し、電動リールを家に置いて意気揚々と船に乗り込みました。
ところが、いざポイントに着いてみると浅場ではアタリが遠い状況…。 船長が「はい、ちょっと移動しますねー」と舵を切った先は、なんと水深80メートル!
「えっ、夏なのにそんなに深いの!?」と驚きましたが、時すでに遅し。周りのベテラン勢が電動リールでスイスイ回収する中、私は重いオモリを必死に手巻きで回収する「筋トレ状態」に突入してしまったのです。

なぜ夏でも「深場」へ行くのか?
船長さんに話を聞いたり、後で調べたりして分かったのですが、実はこれ、**「タチウオあるある」**なんです。
- タチウオは気まぐれ: 前日まで浅場にいた群れが、水温の変化やエサの動きで急に深場へ落ちることがよくあります。
- 「釣らせたい」船長の親心: 浅場で釣れない時、船長はボウズを避けるために、確実に反応がある深場まで足を伸ばしてくれるのです。
つまり、「夏=100%浅場」という保証はどこにもないということなんですね。
失敗から学んだ「夏タチ攻略」の3カ条
この経験を経て、私が学んだ対策がこちらです。
① 直近3日間の「釣果ブログ」を必ずチェック!
船宿のHPやブログを見ると「本日は30m〜90mを狙いました」といった具体的な数字が書いてあります。もし少しでも深い数字が出ていたら、迷わず重装備も検討しましょう。
② 「小型電動リール」が最強の味方
最近の小型電動リールは、手巻きと変わらないくらい軽いです。「浅場なら手巻き、深場に行ったら電動スイッチON」という使い分けができる小型電動が一台あると、どんな状況でも余裕を持って楽しめます。
③ 迷ったら船宿に「最近の最大水深」を電話で聞く
これが一番確実です。「手巻きで行こうと思うんですが、最近何メートルくらいまでやってますか?」と聞けば、親切に教えてくれますよ。
「ライト太刀魚」の定義の落とし穴
「ライト(LT)」という言葉には、実は2つの意味が含まれています。
- 水深が浅い(20m〜40m前後を狙う)
- 道具が軽い(PEラインが細く、オモリが軽い)
夏のライト太刀魚は通常(1)を想定していますが、太刀魚は「神出鬼没」な魚として有名です。船宿側も「基本は浅場だけど、状況次第で深場もやるよ」というスタンスであることが多く、ベテラン勢は念のため小型の電動リールを持ち込むのが一般的になっています。
次回、困らないための対策
今回の経験を踏まえ、次回から以下の準備をしておくと安心です。
船宿の「釣果ブログ」を直前にチェック
船宿のホームページやSNSには、毎日の釣果と共に**「本日の水深:30〜90m」**といった情報が載っています。直近数日のデータを見て、深い場所も狙っているようなら迷わず電動リールを検討しましょう。
「小型電動リール」が最強の選択肢
最近は、ダイワなら100番サイズ、シマノなら200番サイズといった、**「手巻きリールと変わらない重さの小型電動リール」**が主流です。 これがあれば:
- 浅場では手巻き感覚で軽快に誘える。
- 深場に移動してもスイッチ一つで楽に回収できる。 という「良いとこ取り」ができます。
太刀魚は季節や状況によって、狙う水深が大きく変わります。
- 夏:浅場(10〜20m)中心
- 冬:60〜100m以上の深場
そのため現在では、
ライトタチウオであっても小型電動リールを使うのが一般的になっています。
様々な船釣りに活躍するダイワ(DAIWA)シーボーグ100JL
手持ちでの釣りでも違和感なく使えるリールでこれから色々な船釣りに挑戦したい方は、必須
手巻でも使える軽さに便利で安心なリールです。

しかし、シーボーグ100は高いよね~
そんな方には、シマノ(SHIMANO)22 フォースマスター
※シーボーグ100J(100JL)よりわずかに重いですが、実質的に同サイズ帯のライバル機として扱われています。
※ タチウオ目的なら、このサイズ帯が現実的な落としどころです

いざ購入を検討して販売ページを見ると3種類から選ぶ感じが多く、
戸惑う方が多いようなので違いと選び方を解説します。
22 フォースマスター
3モデルの違いを一言でまとめると
3000は、モデル自体大型電動リール(3000番)なので分かると思いますが
22 フォースマスターの違いはハンドルです。





ラインはPE2号がおすすめです。
レンタルタックルの活用
もし手巻きしか持っていない時に深場へ移動することになったら、その場で**「電動リールのレンタル」**を船長に相談してみるのも一つの手です(予備があれば貸してくれる場合もあります)
なお、太刀魚釣りで使うロッドは
「ライトタチウオ用」「テンヤ対応」など、
釣り方によって最適な調子が大きく変わります。
本記事ではあえて触れず、
以下の記事で詳しく解説しています。



最近は夏でもテンヤ釣りを選ぶ船宿が増えており、
「どのテンヤを選ぶか」で釣果が大きく変わります。
テンヤの重さ・形・エサ付けの考え方は
以下の記事でまとめています。



季節ごとの水深と特徴
地域(東京湾、大阪湾など)によって多少の差はありますが、一般的な傾向は以下の通りです。
| 季節 | 狙う水深 | 特徴 |
| 夏 (6月〜8月) | 10m 〜 40m (極浅) | 産卵のために浅場に集まります。時には水面近くまで浮いてくることもあり、手返し良く数釣りが楽しめるシーズンです。 |
| 秋 (9月〜11月) | 40m 〜 80m (中層) | 数と型のバランスが良いハイシーズン。太刀魚の活性も高く、初心者でも釣りやすい時期です。 |
| 冬 (12月〜2月) | 80m 〜 150m+ (深場) | 水温の安定した深場へ移動します。**「ドラゴン」**と呼ばれる120cm超えの大型が狙えるロマンのある季節です。 |
| 春 (3月〜5月) | 60m 〜 100m (不安定) | 群れが散りやすく、少し難しい時期ですが、釣れれば大型というケースが多いです。 |
浅場と深場のメリット・デメリット
狙う水深が変わることで、釣りのスタイルも以下のように変化します。
浅場(夏〜秋)
- メリット: * 軽いオモリやジグで釣れるため、疲れにくい。
- 手巻きのリールで十分対応可能。
※深くなる事もある。 - アタリがダイレクトに伝わり、ゲーム性が高い。
- 手巻きのリールで十分対応可能。
- デメリット: * 小型(指2.5〜3本サイズ)が混じりやすい。
- 夏場は魚の鮮度が落ちやすいため、保冷が重要。
深場(冬)
- メリット: * **「冬タチ」**は身が厚く、大型の期待値が非常に高い。
- 水温が低いため、魚が締まっていて美味しい。
- デメリット: * 重いオモリ(80号〜100号以上)を使うため、電動リールがほぼ必須。
- 水深がある分、アタリを取るのが難しくテクニカル。
太刀魚が一番美味しい季節は?


太刀魚は一年中釣れる魚ですが、特に美味しいとされるのは**「夏」と「冬」**です。
- 夏の太刀魚: 産卵前で栄養を蓄えており、身が柔らかく脂のノリも良いです。塩焼きにすると最高です。
- 冬の太刀魚 (寒タチ): 低水温に耐えるために皮下に厚い脂を蓄えます。身が一段と厚くなり、刺身や**「炙り」**で食べると、口の中で脂が溶けるような濃厚な旨味が楽しめます。
おすすめの食べ方: 太刀魚は鱗(うろこ)がないため、皮を剥かずに調理できるのが魅力です。バーナーで皮目をサッと炙った「炙り刺身」は、釣り人の特権とも言える絶品料理ですよ!
結論から言うと、
「夏のライト太刀魚=手巻きでOK」という考え方は、2026年現在では通用しません。
正しくは、
「浅場がメインだが、いつでも深場に行く可能性がある釣り」
これが今の船タチウオの現実です。
船タチウオ全体の釣り方・仕掛け・季節別攻略は、
以下のハブ記事で体系的にまとめています。


まとめ


「ライトタチウオ」という名前でも、相手は自然の魚。 「手軽さ」だけを信じて準備不足で行くと、私のように腕がパンパンになって終わるかもしれません(笑)。
皆さんが行く時は、ぜひ**「予備の電動リール」**を忍ばせておくか、深場への移動を覚悟したタックル準備を忘れないでくださいね!
知っておきたい「指何本?」という数え方
太刀魚の大きさは、長さよりも「身の幅」で表現することが多いです。
- 指3本: 標準サイズ
- 指4本: 良型(お土産として嬉しい!)
- 指5本以上: 「ドラゴン」クラス(船中が沸くサイズ)


最高の「ドラゴン」が皆さんの竿に掛かることを祈っています!

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