【保存版】釣り人が夏に出会う危険な生き物まとめ(毒魚・クラゲ・カニ)

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「保存版:釣り人が夏に出会う危険な生き物まとめ」というタイトルのアイキャッチ画像。毒魚、クラゲ、カニのイラストが描かれ、それぞれの名前が日本語で表示されている。背景は青色で、夏の海のイメージを演出している。
奈々子
奈々子

この記事はこんな方におすすめ♪

子どもと一緒に釣りや磯遊びをする方 初心者で「この魚、触っていいのかな?」と不安になる方 毒のある魚や生き物に出会って驚いたことがある方。カニを食べたい&獲りたい方。

はじめに|楽しい釣りでも“危険な生き物”には要注意!

夏になると、堤防や磯で気軽に釣りや磯遊びを楽しむ人が増えます。しかし、海には刺されたり、噛まれたり、触ると危険な生き物も意外とたくさん…。

磯風
磯風

前回の記事で磯遊びが楽しい事が伝わった方々に是非安全に楽しんで欲しいので後編記事です。

本記事では、釣り人が夏に出会いやすい危険な魚・クラゲ・カニなどを写真付きで紹介します。

安全に釣りを楽しむために、事前に知っておきましょう。

毒のある魚たち|釣ってしまったら絶対に素手で触らないで!

ゴンズイ|刺されると激痛!夜釣りで要注意

背ビレと胸ビレに毒針 群れで釣れることが多い(「ゴンズイ玉」) 特に夜釣りでサビキやアオイソメ仕掛けにヒット

▶ 応急処置:すぐに患部をお湯(40〜45℃)に浸けると痛みが軽減することもあります。

アイゴ|背びれと腹びれに毒トゲあり

食べると美味しい魚だが、ヒレのトゲに注意 魚バサミやグリップで確実に固定してから扱う 磯釣り・堤防どちらでもよく釣れます。

アイゴに刺された場合の応急処置は、まず患部を42~45℃程度の熱めのお湯に30~60分程度浸すことです。アイゴの毒は熱に弱いため、温熱で毒の活性を弱めることができます。

詳細な手順:

  1. 1. 海から上がる:刺されたら、まず海から上がり、安全な場所に移動します。
  2. 2. 患部を洗浄:傷口を真水でよく洗い流します。
  3. 3. 温熱療法:42~45℃程度の熱めのお湯に、患部を30~60分程度浸します。
  4. 4. 痛みが引かない場合:痛みが続く場合は、医療機関を受診し、医師の診察を受けてください。

ハオコゼ|堤防で小さくてかわいくても油断禁物

5cm前後の小さな魚だが、強い毒を持つ 子どもが「可愛い」と手で触りやすいので注意 背ビレに刺されると、腫れと痛みが長時間続きますので触らないように注意してください。

ハオコゼに刺された場合の応急処置は、まず傷口を真水で洗い、毒を絞り出すようにします。その後、43~45℃程度の熱めのお湯に患部を浸けることで、毒の成分を不活化させることができます。痛みが続く場合は、医療機関を受診してください。

詳細な手順:

  1. 1. 傷口を洗う:海水や真水で傷口を洗い、毒を絞り出すようにします。
  2. 2. 熱湯で温める:43~45℃程度の熱めのお湯に患部を浸けます。毒の主成分はタンパク質で、熱に弱いため、熱を加えることで毒性を弱めることができます。
  3. 3. 患部を冷やす:痛みが強い場合は、患部を冷やすことで痛みを和らげることができます。
  4. 4. 医療機関を受診する:痛みが強く、症状が長引く場合は、医師の診察を受けてください。

触ると危険なクラゲたち|見た目が綺麗でも油断禁物

カツオノエボシ|海に浮かぶ青い風船。絶対に触らないで!

カツオノエボシ

毒性が非常に強い。

クラゲではなく“群体生物” 海水浴場の事故も多い 死骸になっていても毒針が効くので絶対に触らない。実際に鎌倉で多数目撃されてます。2025/05月に鎌倉市が注意喚起の記事を公開してます。

アンドンクラゲ

透明で見えづらく、刺されると強い痛み

アンドンクラゲ

傘が小さく、透明で見えづらいため非常に危険 刺されるとミミズ腫れのような跡と強烈な痛み 夏から秋にかけて増えます。お盆過ぎに海に入るとクラゲに刺されると言いますが、その犯人の一つがアンドンクラゲである。

箱型の傘に四本の長い触手をたなびかせて泳ぐようすは行灯そっくりである。

傘の大きさは3~4 cmほど。水中では非常に見つけづらく、気づかないうちに刺されてしまうことがほとんどです。

刺されるとミミズ腫れのようになり、刺傷痕が長く残ることもあり、非常に注意が必要です。

危険なカニ・貝|磯遊び中も油断しないで

イモガイ(見た目は巻貝)

毒針で人を刺すことも

ごく稀だが、日本にも分布する毒貝 海水浴や磯で拾った貝が実はイモガイだった例も 貝を拾うときは注意し、むやみに素手で持たない

さらに危険な魚達も確認してくださいね♪
磯遊び・釣りは、楽しく安全で美味しい。
これが一番大切ですよね♪

ガザミ|鋭いハサミに要注意!釣りでかかる高級カニ

ガザ三

毒ではなく挟まれる危険!

実は、とてもハサミの力が強いカニです。なので(カニハサミ)となり、これが短縮されて「ガザミ」となった名前の由来がある危険なハサミを持つカニです。

海釣りや投網でかかることもある「ガザミ(ワタリガニの一種)」は、食べると絶品ですが、生きているときのハサミは非常に強力。不用意に掴むと手の皮が切れるほどの力で挟まれます。持ち帰るときは写真のようにハサミの片側を切り落とすと安心です。

奈々子
奈々子

ガザミ(ワタリガニ)は、知る人ぞ知る釣りターゲット!
初心者でも簡単で楽しい釣りなので詳細を確認してくださいね♪

ガザミの種類

ガザミは通称ワタリガニと呼ばれスーパーなどで見かけた事があると思います。

しかしガザミ=ワタリガニではありません。

ワタリガニとは、第5脚が遊泳脚となっているカニ全般を指すのでガザミだけがワタリガニというわけではありません。

ガザミは3種類

  • ガザミ
  • タイワンガザミ
  • ジャノメガザミ
ガザミ
タイワンガザミ
ジャノメガザミ

ガザミとタイワンガザミの違いの判別

ハサミ脚の長節(ヒトの上腕にあたる胴に近い部位)前縁の棘が3本(ガザミでは4本)であることから区別できます。画像で見た方が分かりやすいですね。

ガザミとタイワンガザミ比較

危険生物から身を守るための3つのポイント

素手で触らない! → 釣り用グローブ・フィッシュグリップを活用 名前がわからない魚は触らない! → 写真を撮って後で調べる お子さんがいる場合は必ず大人が確認を!

安全な釣りのためにおすすめの道具

釣り場では不意に危険生物に出会うこともあります。万が一に備えて、以下のような安全アイテムを揃えておくと安心です。

釣り用グローブ(耐切創タイプ)

この価格で凄いスペックです。Amazoの販売ページで動画を見れます。

フィッシュグリップ

トゲやヒレから手を守る必須アイテム

素手で魚を触らずに済む便利道具

釣り場で役立つ魚図鑑(ポケットサイズ)

名前がわからない魚をその場で確認できる

終わりに

「知らなかった!」では済まされない危険生物たち

夏の釣りや磯遊びはとても楽しい時間です。でも、その海には人にとって危険な生き物も共にいることを忘れずに。

本記事で紹介した内容を覚えておくだけでも、ケガや事故を大きく減らすことができます。

「安全に楽しむ」ための知識が、家族や仲間の笑顔を守ってくれますように!

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