実は釣れる!ワタリガニ(ガザミ)を合法・簡単に狙うハゲ仕掛け釣法

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アニメ風に描かれた堤防での釣り風景。父親と息子がハゲ仕掛けでワタリガニ(ガザミ)を釣り上げ、嬉しそうに見つめている。背景には青い海と晴れた空が広がり、明るく楽しい夏の釣りのひとときを表現している。

★「ワタリガニのハサミ危険だけど、釣れるの?」と思ったあなたへ

「海の危険生物まとめ」を読んで、「ワタリガニってハサミ強いけど、釣れるの?」と疑問を抱いた方に朗報です。

結論からお伝えすると可能です! ワタリガニ(特にガザミ)は、合法かつ簡単に釣ることができます。
しかも食用としても楽しいターゲット。以下に初心者でも分かりやすく解説します。
今回は、ワタリガニ(特にガザミ)を中心に、釣り方や注意点、美味しく食べる方法までご紹介します。

ワタリガニとは?ガザミとタイワンガザミの違い

  • ワタリガニは総称で、ガザミはその一種です。
  • 他にも「イシガニ」「タイワンガザミ」など複数の種類がいます。
  • 食用として人気が高いのが「ガザミ(学名:Portunus trituberculatus)」です。

実は、とてもハサミの力が強いカニです。なので(カニハサミ)となり、これが短縮されて「ガザミ」となった名前の由来がある危険なハサミを持つカニです。

海釣りや投網でかかることもある「ガザミ(ワタリガニの一種)」は、食べると絶品ですが、生きているときのハサミは非常に強力。不用意に掴むと手の皮が切れるほどの力で挟まれます。持ち帰るときは写真のようにハサミの片側を切り落とすと安心です。

ガザミは3種類

  • ガザミ
  • タイワンガザミ
  • ジャノメガザミ
ガザミ
タイワンガザミ
ジャノメガザミ

ガザミとタイワンガザミの違いの判別

ハサミ脚の長節(ヒトの上腕にあたる胴に近い部位)前縁の棘が3本(ガザミでは4本)であることから区別できます。画像で見た方が分かりやすいですね。

ワタリガニ(ガザミ)の生息地・環境について

生息域:日本では北海道南部から九州まで分布し、浅い海底(内湾~汽水域)に生息します  。 海底環境:砂や砂泥底を好み、水深30~50m程度の場所に多いです。
行動パターン:夜行性で、夜間に砂底から這い出してアサリやゴカイ等を捕食します。

磯風
磯風

よく釣れるポイントを以前(マダコ)を掲載したら、、、
なので、ポイントマップで紹介します。

本からポイントお探すヒント

ワタリガニは広範囲泳いで移動するので外洋側
ゴカイやあさりを捕食すので砂地(シロギスが好むポイント!)

釣り場の狙い目エリアは⁈

汽水域に近い防波堤 河口や干潟の岸から届く範囲 夜間や満潮前後の時間帯

ハゲ仕掛けで安心・合法 ワタリガニ釣りの基本

カニ網・カニカゴ禁止!

全国的にカニ網・カニカゴは漁業権違反となるケースが多く、使用すると罰則リスクありです。

 法的リスク

  • 漁業権侵害: 100万円以下の罰金
  • 特定水産動植物違反: 3年以下の懲役または3,000万円以下の罰金

そこでおすすめなのが「ハゲ仕掛け(カニ釣り用)」!

ハゲ仕掛けとは?

細長い金属ワイヤー(L字・棒状)に複数のエサ固定用ワイヤーがあり、中心にエサを巻き付けてカニが抱え込む仕組み。 例:市販のカニ釣り用ハゲ仕掛けや自作可能なカニ針仕様。 投げ込み式ではなく、釣竿で底に届けてゆっくり引き上げる方式です。

ステップ別:ハゲ仕掛けでワタリガニを釣る方法

1️⃣ 道具の準備

ロッド+リール(投げ竿や磯竿でOK) ハゲ仕掛け(市販) オモリ(ナス型10〜20号など) エサ(匂いの強い小魚、サンマ・イワシ・アサリのかけらなど)

ハゲ針仕掛けは大・もしくは中サイズがおすすめです。

竿・リールは何でも平気ですが、釣り場を選ばない磯竿がおすすめです。
高価な竿は要らないので、安価で高性能の磯竿を紹介します。
磯竿「イソルドA」サブロク(3,6m)が色々と使えておすすめ♪

少し予算に余裕がある方は【磯風3号】私の名前の由来です(笑)
自分の竿は、かなり昔のモデルですが現在も使えてる優秀な磯竿でその他の釣りも考えてる方には、おすすめ♪もしワタリガニしか使わないと言う方は、「イソルドA」が良いと思います。

2️⃣ セット方法

ハゲワイヤーを放射状に広げて展開 下部にオモリを付け、上部に道糸を結びます エサを「ドーナツ巻き」にしてワイヤーにしっかり固定
エサを写真のようにドーナツ巻きするので、専用のエサが便利です。

3️⃣ キャスト&釣り方

足元〜5〜10m先の底に静かに落として着底させる 竿先に鈴や目印を付け、アタリを待つ ワタリガニがエサを抱えたら、ゆっくりと竿を引き上げます。(竿に鈴を付けて待つの効率的)

4️⃣ 取り込み時の注意

カニが逃げようと暴れるので、道糸はピンと張った状態で巻き上げる 抱えているハサミに注意し、タモやグローブを使って安全に取り込む

✨ 初心者でも釣れるワケ

カニ捕りのように待つだけでOK 底にいるカニを楽に誘導できる 夜行性のワタリガニに完全対応 違法になりにくい仕掛け&スタイル

釣った後【ガザミ】の楽しみ方

ガザミは食べても美味しい! メスの内子、オスの身が濃厚で、味噌汁・茹でガニ・唐揚げなど多彩に楽しめます。 泥抜き後の調理がおすすめ。

➡️ 詳しくは別記事で「ガザミ料理とレシピ」をまとめています。

ワタリガニ(ガザミ)のレシピも合わせてご覧くださいね♪

項目内容
生息環境汽水域~内湾砂泥底、深さ30~50m程度
ベスト時間帯夜間・満潮前後
釣法ハゲ仕掛け+竿釣り(合法)
合法性ハゲ仕掛けは漁業権違反が少ない
料理美味!カニ味噌汁・茹でガニ・唐揚げOK

美味!カニ味噌汁・茹でガニ・唐揚げOK

最後に一言

カニ網やカニカゴなしで、安心・安全・簡単に楽しめるワタリガニ釣り。

夜釣りで砂泥底を狙えば、驚くほど簡単に釣れることもあります。

この夏は、ぜひハゲ仕掛け片手にカニ釣りに挑んでみましょう!

まとめ|ワタリガニ釣りは、楽しい・美味しい・意外に身近!

ワタリガニ(ガザミ)は、「危険生物」記事で紹介されたように、
ハサミに注意は必要ですが、正しく扱えば立派な食材です。

しかし!ワタリガニを釣るなら良いのですが、【カニ網】【カニカゴ】で獲るのは違法になる場合があります。

密漁で検挙!そんな事にならないように、下記の記事を必ず確認してください。
【安全・楽しい・美味しい】これは、大切です。

磯風
磯風

さらに詳しいワタリガニの漁業規制情報も
各都道府県別に紹介してます。

  • 手軽に始められる
  • 釣って楽しい
  • 食べておいしい
磯風
磯風

ワタリガニ釣り、ちょっと始めてみたくなりませんか?

✅ 関連リンク:
【釣り人向け】夏の危険生物まとめ(毒魚・クラゲ・カニ)

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