釣りたての太刀魚で作る絶品料理レシピ特集!触ると手に銀箔とは⁉

スポンサーリンク
当サイトの記事には広告が含まれます

太刀魚(タチウオ)は、その美しい銀色の体と独特の風味で知られ、日本の食卓で親しまれている魚です。
釣りたての太刀魚を使った料理は、新鮮な味わいと栄養価の高さが魅力です。太刀魚はその独特の形と美しい銀色の体から「銀刀」とも呼ばれ、釣り人にとっても特別な存在です。この記事では、太刀魚の選び方や下ごしらえの方法から、簡単で美味しいレシピまでを詳しくご紹介します。

新鮮な太刀魚を選ぶためには、目がクリアで、体がしっかりとしていることを確認しましょう。太刀魚の目が濁っていたり、体が柔らかすぎる場合は鮮度が落ちている可能性があります。また、太刀魚の体表が滑らかで、銀色の輝きがあることも新鮮さの目安です。

釣ったばかりの太刀魚の体表には、銀色の光沢を持つ「グアニン」という物質が含まれています。このグアニンは、太刀魚の体表を覆っており、触れると簡単に剥がれ落ちます。この銀箔のようなグアニンは、太刀魚が生きている間に常に新しい層が生成され、体を保護しています。また、かつてはこのグアニンを採取して、人工真珠やマニキュアのラメなどに利用されていました。

太刀魚の下ごしらえは比較的簡単です。まず、流水でよく洗い、表面の汚れを取り除きます。次に、包丁を使って皮を剥ぎ取り、内臓を取り除きます。骨は細かくて取りづらいですが、注意深く取り除きましょう。

太刀魚の捌き方についても詳しく説明します。

  • 太刀魚を流水で洗い、表面の汚れを取り除きます。強く擦らないように注意しましょう。
  • 頭と尾を切り落とし、内臓を取り除きます。内臓を取り出す際には、腹を開いて内臓を取り出し、血合いもきれいに取り除きます。
  • 太刀魚の背ビレの付け根から包丁を入れ、軽く切り込みを入れます。
  • 次に、包丁を中骨まで入れ、骨に沿って切り進めます。
  • 反対側も同様に切り込みを入れ、三枚おろしにします。
  • 三枚おろしにした後、腹骨を取り除きます。腹骨の付け根に包丁を入れ、骨の端を切り上げるようにして身から外します。
  • 太刀魚の皮は薄く、刺身にする場合は皮ごと切ることが一般的です。皮を剥ぐ場合は、包丁を使って慎重に剥ぎ取りましょう。

太刀魚はその独特な味わいと栄養価の高さから、非常に人気がある魚です。一般的に、淡泊でありながら程よい脂の旨味があり、焼き魚や煮魚、刺身として幅広い料理に利用されています。
今回は、そんな太刀魚の様々な料理方法を紹介していきます♪

  • 太刀魚: 2尾
  • ゴボウ: 1本
  • 米ぬか: 適量
  • 鰹: 適量
  • 出し汁: 180ml
  • 味醂: 10ml
  • 淡口醤油: 10ml
  • 料理酒: 10ml
  1. 太刀魚は水洗いをしてから三枚におろします。
  2. ゴボウを米ぬかで湯がき、幅5ミリ位で立長に切ります。
  3. 出し汁に味醂、淡口醤油、酒を合わせた出し汁で煮ます。
  4. 鰹をガーゼで包んで追い鰹をします。
  5. 味付けしたゴボウを太刀魚で巻き、竹皮で結び魚たれで付け焼きにします。

これで美味しい太刀魚のゴボウ巻きが完成します。

  • 材料: 太刀魚の切り身4切れ、塩小さじ1、レモン1個
  • 調理手順:
    1. 太刀魚の切り身に塩をまぶし、しばらく置いて味をなじませます。
    2. フライパンに油をひき、中火で両面がきつね色になるまで焼きます。
    3. 焼きあがったらレモンを添えて完成です。
  • 太刀魚: 2尾
  • 水: 500ml
  • 醤油: 50ml
  • みりん: 50ml
  • 酒: 50ml
  • 砂糖: 大さじ2
  • 生姜: 1片(薄切り)
  • ゼラチン: 10g
  1. 太刀魚を三枚におろし、一口大に切ります。
  2. 鍋に水、醤油、みりん、酒、砂糖、生姜を入れて火にかけます。
  3. 煮立ったら太刀魚を加え、中火で10分ほど煮ます。
  4. 太刀魚を取り出し、煮汁をこします。
  5. 煮汁にゼラチンを加え、よく溶かします。
  6. 太刀魚を器に並べ、煮汁を注ぎます。
  7. 冷蔵庫で冷やし固めます。

これで美味しい太刀魚の煮こごりが完成です。

  • レンコン: 200g
  • 太刀魚: 200g
  • オクラ: 100g
  • 薄力粉: 100g
  • : 200ml
  • : 1個
  • : 適量
  • 揚げ油: 適量
  1. 材料の下ごしらえ:
    • レンコンは皮をむき、薄切りにします。
    • 太刀魚は骨を取り除き、食べやすい大きさに切ります。
    • オクラはヘタを切り落とし、斜めに薄切りにします。
  2. 天ぷらの衣を作る:
    • ボウルに薄力粉を入れ、溶き卵と水を加えます。
    • 粗く混ぜ合わせ、ダマが残る程度にします。混ぜすぎないことがポイントです。
  3. 揚げる:
    • フライパンに油を熱し、180℃になったら、下ごしらえした材料を衣にくぐらせて揚げます。
    • 黄金色になるまで揚げて、キッチンペーパーで油を切ります。
  4. 盛り付け:
    • お皿に盛り付け、必要に応じて塩を振りかけて完成です。

揚げ時間の目安

揚げる時間は材料によって異なりますが、レンコンやオクラは約1〜2分、太刀魚は約2〜3分揚げると良いでしょう。それぞれが黄金色になるまで揚げ、しっかり火を通してください。

  • 材料: 新鮮な太刀魚1尾、醤油大さじ2、わさび適量
  • 調理手順:
    1. 太刀魚を薄切りにし、冷水にさらして冷やします。
    2. 水気を切り、皿に盛り付けます。
    3. 醤油とわさびを添えていただきます。
  • 太刀魚の骨: 1匹分
  • 塩: 適量
  • 小麦粉: 適量
  • 揚げ油: 適量
  1. 太刀魚の骨を食べやすい大きさに切ります。
  2. 骨に軽く塩を振り、しばらく置きます。
  3. 骨に小麦粉をまぶします。
  4. フライパンに揚げ油を熱し、骨を低温(約160度)でじっくりと揚げます。
  5. 骨がカリカリになるまで揚げたら、油を切ります。
  6. お好みで塩を振って味を調えます。

これでパリパリの太刀魚の骨せんべいが完成します。

また油で揚げない骨せんべいも手間はかかりますがおすすめです♪

  • 太刀魚の骨: 1匹分
  • 水: 60cc
  • 酒: 30cc
  • 塩: 大さじ1
  • 塩: 少々(味付け用)
  1. 三枚におろした太刀魚の中骨を食べやすい大きさにカットします。
  2. 水と酒、塩を合わせた調味液に10分漬けます。
  3. 調味液から取り出し、キッチンペーパーで水分を取って、味付けの塩を振ります。
  4. 屋外に1~2日干して水分を飛ばします。
  5. 干しあがった骨をキッチンペーパーを掛けて電子レンジで温めます。目安は500Wで3分半前後です。
  • 太刀魚: 4匹
  • 塩: 大さじ4
  • みりん: カップ3/4
  • 醤油: カップ1/4
  • 砂糖: 大さじ1(お好みで)
  • ごま: 大さじ2(お好みで)
  1. 太刀魚を三枚におろし、食べやすい長さに切ります。
  2. パッドに塩水(海水濃度)を作り太刀魚を入れ10分程度漬け込みます。漬けすぎると塩辛くなるので注意してください。
  3. 水分をふき取り、みりん・醤油・砂糖を混ぜたタレに1時間程度漬け込みます。砂糖はお好みで調整してください。
  4. ごまをふりかけ、干し網ネットで1日~2日干します。途中で上下を裏返すと早く乾燥します。ネットがない場合は冷蔵庫で乾燥させても良いです。
  5. グリルまたはフライパンでこんがり焼いて出来上がりです。醤油が入っているので焦げやすいので気を付けてください。

これで美味しい太刀魚のみりん干しが完成します。

  • 材料: 太刀魚の切り身4切れ、醤油大さじ3、みりん大さじ2、砂糖大さじ1、生姜1片
  • 調理手順:
    1. 太刀魚の切り身を鍋に入れ、醤油、みりん、砂糖、生姜を加えて煮立たせます。
    2. 中火で煮汁がとろりとするまで煮ます。
    3. 皿に盛り付け、煮汁をかけて完成です。

太刀魚料理には、さっぱりとしたサイドメニューがよく合います。例えば、大根おろしや味噌汁、酢の物などがオススメです。また、太刀魚の繊細な味を引き立てるために、冷酒や白ワインも一緒に楽しむと良いでしょう。

太刀魚の名前の由来には諸説ありますが、最も一般的なのは**「刀のように細長い体」**を持つことから「太刀魚(たちうお)」と呼ばれるようになったという説です。また、漢字では「立魚」とも書かれることがあります。

これは、太刀魚が水中で立ち泳ぎをすることに由来しています。太刀魚は遊泳力がそれほど強くなく、口を上に向けて垂直に泳ぎながら獲物を待ち伏せする習性があります。深海でじっと立った状態で待ち伏せし、エサとなる小魚やイカが近づいたときに素早く捕食するのです。この独特な泳ぎ方が「立ち魚」としての名前の由来になったとも考えられています。

太刀魚は見た目の美しさだけでなく、栄養価の高さでも知られています。

  • 高タンパク・低脂肪:太刀魚は良質なたんぱく質が豊富で、筋肉の維持や健康的な体作りに役立ちます。
  • DHA・EPAが豊富:青魚の一種であるため、脳の働きを活性化し、血液をサラサラにするDHAやEPAが豊富に含まれています。
  • ビタミンB群が充実:エネルギー代謝を助けるビタミンB1やB2が含まれ、疲労回復や美肌にも効果的。
  • カルシウムとリン:骨の健康を維持するために重要なカルシウムとリンが含まれています。
  • コラーゲン:皮や骨にはコラーゲンが含まれ、美容にも良い影響を与えます。

寒い時期は、深場でドラゴン急の太刀魚がターゲットで人気です。
初心者の方は、簡単なライトタックルで楽しめる太刀魚釣りがゲーム性も高く面白くおすすめです。

菜々子
菜々子

あら!磯ちゃん。
今回は、釣りの話しをしないの?

磯風
磯風

長くなるので、別記事で解説してるので、興味のある方はぜひご覧ください♪

太刀魚は日本各地で漁獲されますが、特に西日本の大分県、和歌山県、愛媛県、長崎県などの南部地域が主な産地として知られています。これらの地域では、太刀魚は「銀刀」や「白銀」などのブランド名で高い評価を受けています。

太刀魚の旬は地域や漁法によって異なりますが、一般的には夏から秋にかけてが最も美味しい時期とされています。特に6月から10月にかけては、太刀魚の産卵期であり、この時期の太刀魚は脂が乗っており、味わいが豊かです。

一方、徳島県では冬が太刀魚の旬とされており、鮮度の良い「由岐のタチウオ」は京阪神市場で高い評価を得ています。

太刀魚の市場価格は、季節や漁獲量、サイズ、品質などによって変動します。2021年の豊洲市場における月別卸売価格を例に挙げると、最も高い月は4月で1kgあたり1,615円、最も安い月は1月で1kgあたり922円となっています。年間を通じて、1kgあたり1,000円台で取引されることが多いようです。

また、通信販売での価格を参考にすると、太刀魚の切り身は100gあたり約200円前後で販売されています。干物の場合、一匹あたり1,500円前後が一般的な価格帯です。

なお、これらの価格は時期や市場の状況によって変動するため、最新の情報を確認することをおすすめします。

太刀魚料理はその新鮮な味わいと栄養価の高さから、多くの人に愛されています。
釣りを楽しみながら、自分で釣った魚を美味しく料理することで、さらに食事の楽しみが広がります。

太刀魚は、その美しい外見と豊富な栄養価、そして季節ごとに異なる味わいで、多くの人々に愛されている魚です。
旬の時期や市場価格を知ることで、より美味しく太刀魚を楽しむことができます。

ぜひ、季節に合わせた新鮮な太刀魚を手に入れて、さまざまな料理に挑戦してみてくださいぜひ、この記事を参考にして、釣りたての太刀魚を使った絶品料理を楽しんでください♪

タイトルとURLをコピーしました