釣ったイシモチで作る絶品料理集|正月用高級かまぼこから韓国干物「クルビ」まで

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釣ったイシモチで作る絶品料理集|正月用高級かまぼこから韓国干物「クルビ」まで

東京湾イシモチ完全活用ガイド|冬こそ楽しい釣り魚料理

はじめに|釣ったイシモチで「正月用の高級かまぼこ」を作ってみませんか?

お正月の食卓に欠かせない「高級かまぼこ」。
実はこれ、釣り人なら自宅で作れることをご存じでしょうか。

しかも材料は、東京湾で冬に安定して釣れるイシモチ(シログチ)
普段は「外道」「身が柔らかすぎる」と敬遠されがちな魚ですが、
下処理と調理次第で、市販品とは別物レベルの上品な白身に変わります。

  • 釣って楽しい
  • 家族で食べて盛り上がる
  • 正月料理が一気に豪華になる
  • さらに韓国の高級料理まで再現できる

冬は釣りのオフシーズンと思われがちですが、
イシモチは“冬こそ本番”の楽しみ方がある魚です。

イシモチとは?実は高級魚の血統を持つ白身魚

東京湾で釣れるイシモチの正体は、シログチ(学名:Pennahia argentata)
スズキ目ニベ科に属する白身魚で、上品な甘みと柔らかい身質が特徴です。

同じ仲間には、
韓国で最高級魚として扱われる**キグチ(Larimichthys polyactis)**がいます。

見た目も味も非常に近く、
「日本では大衆魚、韓国では高級魚」という扱いの差があるだけ。
つまりイシモチは、調理法次第で化ける魚なのです。

▶︎ イシモチの由来・種類・東京湾の船宿情報は
「イシモチとは?魚の特徴・由来・種類・東京湾の船宿情報まで初心者向け完全ガイド」
https://mkisokaze.com/ishimochi-guide/

釣った直後の処理で味が決まる|イシモチは鮮度が命

イシモチは「足が早い魚」と言われますが、
正しい持ち帰り方をすれば味は激変します。

・釣れたらすぐ血抜き
・海水氷でしっかり冷却
・身を潰さないように保冷

この基本を押さえるだけで、臭みはほぼ出ません。

ハサミだけでイシモチの血抜きは簡単

イシモチの血抜き方法

持ち手も大きく力が入れやすいく刃先がカーブ
しているのでエラに滑り込ませやすいのが特長です。
エラを持ち上げながら切れるので安全で便利なフィッシングハサミです。
※PEラインのカットもいけました♪

▶ 白身魚の鮮度管理を徹底したい方はこちら
👉 釣った魚の正しい持ち帰り方【白身魚編】|氷締めで鮮度を極める完全ガイド
https://mkisokaze.com/whitefish-ikejime-carry/

定番料理|塩焼き・刺身・アクアパッツァ

  • 塩焼き:皮目をパリッと焼けば甘みが際立つ
  • 刺身:鮮度が良ければクセのない上品な味
  • アクアパッツァ:白身の旨味がスープに溶け出す

特に塩焼きは、
「え、イシモチってこんなに美味しかった?」
と驚かれる定番です。

イシモチ黒酢餡かけ

イシモチ黒酢餡かけ

材料(2人分)

  • イシモチ(グチ)…6尾
  • 塩…少々
  • 片栗粉…大さじ1〜2
  • ごま油…小さじ1
  • ししとう…6本(ヘタを取る)
  • 炒りごま…小さじ1

黒酢玉ねぎあん(★印)

  • 酒…小さじ1
  • みりん…小さじ1
  • 醤油…小さじ1
  • 黒酢…小さじ1
  • 玉ねぎ(すりおろし)…1/3個分

作り方

  1. イシモチの下処理
    塩をふり、片栗粉を薄くまぶしてからごま油で両面を焼く。焼けたら一旦取り出す。
  2. 黒酢あんを作る
    ★印の材料を小鍋で煮立て、とろみが出るまで加熱する。
  3. 仕上げ
    焼いたイシモチ、ししとう、炒りごまを黒酢あんに加え、さっくりと混ぜ合わせる。ししとうに火が通ったら完成。

盛り付けのポイント(画像のように仕上げるには)

  • 魚の形を意識して、頭と尾を残して中央に炒めた身と野菜を配置。
  • パプリカ(赤・黄・緑)やピーマンを加えると彩りが良くなります。
  • 薄切りトマトで縁取りすると、華やかさがアップします。

イシモチの干物

イシモチの干物

材料(2〜3人分)

  • イシモチ(中型)…3〜6尾
  • 水…500ml
  • 塩…大さじ3(または海水程度の濃度)

作り方

下処理

  • ウロコを取り、腹開きまたは背開きにする。
  • 内臓とエラを丁寧に取り除き、血合いも流水でしっかり洗う。

塩水漬け

  • 水500mlに塩大さじ3を溶かし、魚を30分〜1時間漬ける。
  • 塩分濃度は6.4%程度が目安(海水と同じくらい)。

乾燥

  • キッチンペーパーで水気を拭き取り、干し網に並べる。
  • 風通しの良い場所で半日〜1日干す。
  • 丸干しの場合は切り込みを入れて冷蔵庫で24時間乾燥でもOK。

焼き方

  • 食べる際はグリルで両面を焼く。
  • 焦げ目がつく程度で香ばしく仕上がります。
  • 醤油を少したらすと風味が引き立ちます。

保存方法

  • 冷蔵で1週間、冷凍なら3ヶ月ほど保存可能。
  • 冷凍する場合はラップを二重にすると臭い移りを防げます。

盛り付けのポイント(画像のように)

  • 緑の葉(杉や笹)を敷くと和風の雰囲気が出て、見栄えが良くなります。
  • 頭と尾を残して並べると、魚の形が美しく映えます。

韓国の高級料理「クルビ」|イシモチの真価が出る食べ方

イシモチはシンプルな料理ほど実力が分かります。

東京湾の定番ゲスト、イシモチ(シログチ)。足が早くて身が柔らかすぎる…と敬遠されがちですが、実は韓国では『クルビ』と呼ばれる超高級魚の仲間なんです。

本場では数匹セットで数万円(!)で取引されることもあるこの魚。釣ったその日に塩を強めに振って干し上げることで、水っぽさが抜けて高級料亭のような濃厚な旨味に変わります。外道だなんて言わせない、イシモチの真の姿がここにあります。

1. 魚種の正体:実は「キグチ」の親戚

画像にある韓国のイシモチ(チョギ)は、正確には**「キグチ(黄愚痴)」**という種類が最高級とされています。

  • 東京湾のイシモチ(シログチ): 学名 Pennahia argentata
  • 韓国の高級イシモチ(キグチ): 学名 Larimichthys polyactis

この2つは非常に近い親戚で、見た目も味もそっくりです。シログチは身が柔らかく水分が多いため、「塩をして干す」ことで旨味を引き出すクルビの製法は、シログチの欠点を補い長所を最大化させる最高の調理法と言えます。

2. 「シログチ」と「ニベ」どっちが良い?

結論は**「シログチ」の方がおすすめ**です。

魚種特徴とクルビへの適性
シログチ(東京湾の本命)身がふっくらと柔らかく、干物にすると上品な甘みが出ます。サイズも20〜30cm前後と、写真のように藁で編んで干すのに最適な大きさです。
ニベシログチより大型になり、身質が少ししっかりしています。もちろん美味しいですが、韓国の伝統的な「クルビ」のホクホクした食感を再現するならシログチに軍配が上がります。

韓国では、イシモチの仲間を**「クルビ」**と呼び、
正月や祝いの席に欠かせない高級料理として扱います。

強めに塩をして干すことで、
水分が抜け、旨味が凝縮。
日本で言う「外道」のイメージは一切ありません。

クルビの代表的な食べ方

  • クルビ・グイ(香ばしく焼く)
  • クルビ・チム(蒸して上品に)
  • 麦クルビ風(冷やし茶漬け)

特に脂っこくないため、
女性や年配の方にも食べやすい料理として人気です。

自作「クルビ」の超簡易レシピ

自作イシモチ「クルビ」の超簡易レシピ解説イラスト

釣ったシログチでぜひ試してみてください。

  1. ウロコと内臓を取る: エラから割り箸を差し込んで内臓を抜く「壺抜き」にすると、姿を保ったまま綺麗に仕上がります。
  2. 強めの塩: 魚の重量の3%程度の塩を全体(特にお腹の中)に振り、2〜3時間置きます。
  3. 乾燥: 水気を拭き取り、風通しの良い場所で「表面がカチッとするまで」1〜2日干します(一夜干しより少し長めが韓国流)。
  4. 仕上げ: 焼く前に米のとぎ汁に少し浸してから焼くと、ふっくら感が増します。

高級かまぼこ(正月料理)レシピ

正月に楽しむ自家製イシモチかまぼこ

イシモチの柔らかい白身は、すり身にすると非常に滑らか。日本の伝統食であるかまぼこ(蒲鉾)は、白身のすり身を練って蒸すことで作られ、祝い事や正月の食卓にも大変喜ばれます。

本記事では、釣ったイシモチの旨味を最大限に活かすため、
**着色は行わない“白一本の高級かまぼこ”**を基本としています。

市販品のような紅白にこだわらず、
釣り人だからこそ味わえる無添加・純白のかまぼこを楽しみましょう。

以下のような手順で、自宅でも手軽にかまぼこ風のすり身料理が作れます。

かまぼこの作り方解説イラスト

① イシモチを三枚おろしにする

[下処理]

  • ウロコ・内臓・血合いを丁寧に除く
  • 三枚おろしにして 皮と小骨を完全に除去
  • キッチンペーパーで水分をしっかり拭き取る

📌 ポイント
水分が多いと生臭さとベタつきの原因になる

ここが「高級かまぼこ」と「失敗作」の分かれ道です

② 身を細かくして「すり身」にする

[下準備]

  • 包丁で細かく叩く
     または
  • フードプロセッサーでペースト状にする

📌 ポイント
完全なペースト状にすると
✔ なめらか
✔ プリッとした食感
✔ 市販かまぼこに近づく

③ 塩を加えて粘りを出す

[練り]

  • 塩を少量ずつ加えながらよく練る
  • 手やゴムベラで 粘りが出るまで 混ぜる

📌 ポイント
塩は「味付け」ではなく
👉 たんぱく質を結着させるため
この工程が、弾力を生む最重要ポイント

④ 調味とつなぎを加える

[味付け]

加える材料(例)

  • 砂糖:少量(甘みとコク)
  • 酒 or みりん:風味付け
  • 卵白:ふんわり感UP
  • 片栗粉(少量):弾力補強

📌 ポイント
入れすぎ厳禁
→「魚の味」が主役の上品な仕上がりに

⑤ 成形する

[形作り]

  • 棒状・半月型・板付き風など自由
  • ラップで包み、形を整える

📌 正月料理映えポイント
✔ 紅白2色に分ける(味が変わるのであまり、おすすめしません)
✔ 正月用に細長く整形
✔ 木板やアルミホイルで「板かま風」

⑥ 蒸して火を通す

[加熱]

  • 蒸し器で 15〜20分
  • 中までしっかり火を通す

📌 ポイント
沸騰した蒸気で一気に加熱
→ 弾力が最大化
→ 生臭さゼロ

⑦ 冷まして完成

[仕上げ]

  • 蒸し上がり後、粗熱を取る
  • 冷水に軽くくぐらせると形が締まる

📌 完成イメージ
✔ つやのある断面
✔ しっとり&プリッ
✔ 市販品とは別格の食感

正月用のかまぼこ色付け例

① 紅麹パウダー(少量)

  • 天然由来
  • ごく薄く色づく
  • 入れすぎると風味が変わるので注意

② ビーツパウダー(微量)

  • ナチュラル志向
  • ピンク寄りの発色
  • 熱で色がやや薄くなる

※どちらも
👉 「紅白にしたい場合のみ」
👉 味を損なわない程度にごく少量
が鉄則です。

補足:さつま揚げ系のすり身応用

イシモチのすり身はかまぼこだけでなく、
**さつま揚げ(揚げかまぼこ)**としても人気があります。

冬の釣りに最適|初心者でも楽しめるイシモチ船釣り

イシモチは東京湾の

  • 半日船
  • ショート船

で気軽に狙える冬の人気ターゲット。

道具もシンプルで、初心者や家族連れにも向いています。

▶︎ 仕掛け・タックルの詳細は
「初心者向け|東京湾イシモチ釣りの仕掛け完全ガイド」
https://mkisokaze.com/ishimochi-shikake/

まとめ|冬こそイシモチが一番おいしい

  • 冬は釣り物が少ない
  • でも正月や家族イベントは多い
  • 料理系記事は検索されやすい

イシモチは
「釣り × 正月 × 家族 」
すべてを満たす、冬の最強魚種です。

今年の正月は、
「買う高級かまぼこ」ではなく
**「釣って作る高級かまぼこ」**に挑戦してみませんか?

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