鮭=川で釣る魚、という常識を覆すのが北海道の「船アキアジ」
網走沖などではライセンスを取得した遊漁船のみが出船できる、9月限定の特別シーズンです
※地域ルールは年ごとに変わるため必ず船宿へ確認を
2025年シーズンも大盛況で終了。来年(2026年分)は早めに枠が埋まる傾向があるため、宿・飛行機・船はまず空きの確認と仮押さえを推奨します。この記事では「行けるのか?費用は?持ち帰りは?」という読者の悩みを順に解決します。
【遊漁船の予約について】
1)行けるのか?費用と日程の目安(関東・関西出発想定)
概算(羽田/伊丹発 → 女満別着/2泊3日モデル、1名分)
- 航空券(往復):約 ¥30,000〜¥50,000(時期・早割で変動)
- 宿泊(2泊・中級):約 ¥10,000〜¥30,000(宿種で変動)
- レンタカー(2日):約 ¥6,000〜¥20,000(車種で変動)
- 遊漁船代(乗合1日):約 ¥11,000〜¥15,000。
- 食事・雑費・発送代等:¥5,000〜¥15,000
合計目安:約 ¥65,000〜¥120,000/人(旅程・宿ランク・航空運賃による)。じゃらんの航空券+宿のパック(JAL/ANAじゃらんパック)を使うと検索・比較がラクで、まとめて予約できます。

網走って北海道のどこだっけ?


※北海道(網走)の朝は9月でも冷えます。
ヒートテックと釣りウエアーは必須
2)鮭(アキアジ)船釣りの要点:期間・ルール・ターゲットサイズ





ね~何で遊漁船情報を見ると鮭を(アキアジ)と呼んでるの?


名前の由来(秋に沿岸に寄るため「秋味」→アキアジ)
関東・関西では珍しい呼び方で、北海道独特の文化ですね♪
👉 また、鮭とマスの違いや鮭の基礎知識は、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
➡ 鮭とマスの違いまとめ記事
アキアジ(鮭)釣り方の基本
- 鮭は海底付近を回遊 → 仕掛けを底まで落とす
- しゃくり幅は30cm程度で、リズム良く誘う
- 時に海底から1〜2mを泳ぐ群れもあるので、こまめにタナを探る




関東・関西エリアで仕掛けの購入は難しいです。
自作か下記の仕掛けを買うか?船宿仕掛けを船宿で販売してるケースも多いので電話で確認してから仕掛けを考えてみるのをおすすめします。

3)釣った魚の持ち帰り方(実務的選択肢)


メスはイクラ(筋子)を抱えている個体が多く、イクラ目当てで通う人も多いことは漁業報告や食文化の解説で裏付けられます(イクラは9月〜11月にかけて旬)。ただし、産卵直前の個体の身は雄の方が味が良いという一般的な指摘もります。
- 現地で冷凍便発送(船宿や市内の加工業者利用)
- 例:現地加工業者から冷凍便で東京まで送ると、2尾で送料約¥3,000程度という実例あり(実際は重量・サイズで変動)。事前に船宿・加工業者へ相談を。
- 発泡+氷で宅配(自分で梱包して発送)
※船宿に用意あるところが多い - クーラーボックスで機内持ち込み/預け(航空会社の規定要確認)
- 60Lクラスのクーラーは実務で使われることが多いが、航空会社の手荷物規定(寸法・重量)を必ず確認してください。


クーラー・持ち帰り


トランクマスターHD II SU6000(60Lクラス)はダイワの大型クーラーボックスで、網走の釣行レポでも60L級が“機内持ち込みや輸送の実務”で言及されます。ただし航空会社ごとに「サイズ・重量の制限」があるため必ず航空会社に確認してください。
トランクマスターHD II SU6000(60Lクラス)

チェックリスト(出発前):船宿の発送対応/宿での冷凍保管可否/航空会社の受託手荷物規定 を必ず確認。
4)タックルとレンタルについて(初心者向け)


現場で指定される代表的タックル例(網走の実釣仕様)
※北海道の船釣りは、250号のオモリを使う釣りが多いです。
錘:250号が一般的(潮流や水深により船宿指定)
竿:Daiwa ディープゾーンX 120-210 または リーディングネライ HH-200(250号対応)
Daiwa ディープゾーンX 120-210
Daiwa公式対象魚
沖五目・中深場・タラ・ソイ・ヤナギノマイ・マス・ホッケ・アキアジ・スルメイカ・青物


関東でも使える竿
120号以上の重りを使う時は、このロッド使えます。けっこう汎用性の高いロッドって感じで。ヤリイカでも、十分使える竿
ダブルヒットでも安心のDaiwa技術【X45】の搭載により、ネジレを防止し、パワー・操作性・感度の飛躍的な向上した竿なので安心です。

リーディングネライ HH-200
1ピースブランクならではの強靭さと幅広い錘負荷に対応する汎用ロッド
多くの釣種を1本で狙える汎用性が魅力の「ネライ」シリーズ。
粘りと操作性の高さを併せ持つ7:3調子で、1ピースブランクならではの強靭さと粘り、ネジレ防止の最適構造「X45」で青物とも真っ向勝負。



電源:船に12V電源がない船もあるため、電動リール用の携帯電源(例:スーパーリチウム12000WPなど)を用意する人が多い。

レンタル:多くの船宿は釣具レンタル(竿・リール・仕掛け)を用意している場合がある。初心者はまずレンタルで体験→また行くと思えば購入へ移行するのが経済的。
5)宿・遊漁船の予約導線(じゃらんでまとめて押さえる)
6)宿(網走エリア) — 「じゃらん掲載」から選ぶ3タイプ(実際にじゃらんで予約可能)
A. 激安・ビジネスタイプ(とにかく費用を抑えたい人向け)

北見天然温泉 ホテルルートイン北見大通西
※想定予算65,800円~73,000円(1名往復航空券+1泊)
駅チカでアクセス抜群、ビジネス仕様でコスパ重視。
JR北見駅から徒歩4分。国道39号線沿いの好立地です。
【アクセス】 JR石北線北見駅より徒歩4分・北見バスターミナルより徒歩3分・女満別空港より車で40分
B. 温泉旅館・割安タイプ(釣行の疲れを癒やしたい方向け)
さんご草の郷 能取の荘 かがり屋
※想定予算73,900円~81,700円(1名往復航空券+1泊)

【夕食アワード受賞★口コミ4.9】名物「きんきの湯煮」が自慢!
■名物の「きんきの湯煮」「毛ガニ」「ホタテ」等オホーツク海の幸を堪能 ■2023年4月29日より大浴場と一部客室をリニューアルオープン♪ ■能取湖のほとりに唯一佇む料理旅館
C. 高級リゾート(どうせ行くなら贅沢に楽しみたい人向け)
北こぶし知床 ホテル&リゾート 「ハイクラス」
※想定予算97,100円~106,600円(1名往復航空券+1泊)

世界遺産知床を感じるラグジュアリーな北のリゾート
ここでしか体験できない上質な滞在を“オールインクルーシブ”で。アートを散りばめたラウンジで贅沢なひと時とオホーツクを一望する温泉&2種のサウナであなただけのリゾートステイを。
【アクセス】 ウトロバスターミナルから徒歩5分!国道334号線沿いウトロ郵便局横。コンビニ2分、道の駅も徒歩圏。
7)遊漁船(網走・常呂の代表例) — 比較して選ぶ
遊漁船は「設備・レンタル・氷・発送手配の有無・経験値」によってサービスが変わります。代表例(予約時にライセンス確認を必須)


船選びチェック項目:ライセンス保有の有無/レンタル・道具貸出の有無/氷・発送対応/トイレ・座席などの設備状況。予約前に電話で必ず確認を。
注意:船宿のライセンス/出船可否は年によって変更されることがあるため、「最新情報は、各船宿へ直接確認してください。
8)実際に動くまでの推奨スケジュール(簡易)
- 今すぐ:行きたい日程の「仮押さえ」・じゃらんパックで宿と航空券をチェック(早期割が使える場合あり)
- 出発60〜120日前:飛行機・宿を本確定(早期割適用の有無をチェック)
- 出発30〜7日前:船宿へ最終確認(ライセンス/持ち帰り方法/集合場所)
- 出発当日:クーラーや梱包箱を忘れずに。発送手配の連絡先を控える。
9)まとめ


- 網走のアキアジは9月限定の特別な釣り。毎年人気が高く枠が早く埋まるため、今すぐ日程の仮押さえをお勧めします。
- じゃらんの「宿+航空券(JAL/ANA じゃらんパック)」で宿と飛行機を一括検索、レンタカーも同時に確保すれば計画が簡単です。


最後にタイプ別おすすめプラン
おさらい♪
★北見天然温泉 ホテルルートイン北見大通西
※駅チカでアクセス抜群、ビジネス仕様でコスパ重視。
★さんご草の郷 能取の荘 かがり屋
※温泉旅館・割安タイプ(釣行の疲れを癒やしたい方向け)
★北こぶし知床 ホテル&リゾート
※高級リゾート(どうせ行くなら贅沢に楽しみたい人向け)
これからの冬の船釣りも楽しむための情報満載です。
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