アマダイやテンヤ太刀魚釣りでよく混じるホウボウ。
見た目もきれいな魚ですよね。実は、このホウボウ色々な誤解と美味しい珍味もあり、
相模湾では専門にホウボウを狙う船が出港するんです。
見た目だけでも十分インパクトがありますが、生態を知ると「こんな面白い魚だったの?」と驚くはずです。
もちろん、ホウボウは見た目だけの魚ではありません。
透明感のある上品な白身は刺身や寿司との相性が抜群で、姿煮やブイヤベースでも絶品。釣り人だからこそ味わえる鮮度抜群の美味しさも魅力です。
しかも胃袋などの内臓もほとんど食べれて捨てるところがないくらいです。皮も湯引きしてもみじおろしポン酢で食べると最高に美味しいホウボウ♪
今回はホウボウの生態や釣れた直後に大切な下処理・持ち帰り方を詳しく紹介します。
「刺身・寿司・姿煮・ブイヤベース・胃袋・肝など、ホウボウを美味しく食べる方法」は別記事で詳しく紹介していますので、ぜひ合わせてご覧ください。






ホウボウも筆の誤りってどんな意味かしら⁈



それ……弘法(こうぼう)も筆の誤りだから。


えっ!?ずっと『ホウボウ』だと思ってたよ!
実は**「弘法も筆の誤り」**とは、平安時代の名僧・弘法大師(空海)のような達人でも、時には書き間違えることがあるということわざです?
つまり、「どんな名人でも失敗することはある」という意味なんですね。





この記事ではで分かることは
を釣り人目線で詳しく解説します。
ホウボウってどんな魚?【まずは30秒で分かる】


| 項目 | 評価 |
|---|---|
| 美味しさ | ★★★★★ |
| 刺身おすすめ | ★★★★★ |
| 希少性 | ★★★★☆ |
| 見た目のインパクト | ★★★★★ |
| 雑学の面白さ | ★★★★★ |
| 初心者の驚き度 | ★★★★★ |
ホウボウは、見た目のインパクトだけでなく、浮き袋、胃袋、肝、刺身・寿司・煮付けまで楽しめる高級白身魚です。さらに「飛びそうで飛ばない」「海底を歩く」「足で味を感じる」など、知れば知るほど面白い生態を持っています。
ホウボウの名前の由来





ホウボウって名前も個性的ですよね。
名前の由来も3説、言われてます。
| 説 | 由来の理由 |
| 鳴き声 説(有力) | 釣り上げられた時などに、浮き袋を震わせて「グーグー」「ボーボー」と鳴くため、その声がそのまま名前になった。 |
| 這う坊(はうぼう)説 | 先ほど紹介した足を使って、海底を這うように歩く姿(這う坊主)から訛って「ホウボウ」になった。 |
| 方々(ほうぼう)説 | 海底をあちこち(方々)歩き回ってエサを探すから。 |
弘法(こうぼう)とホウボウ、音の響きだけでなく、どちらも「筆(足)を器用に使う」という共通点があるのが、どこか運命的で面白いですね!
そっかぁ……。じゃあホウボウとは全然関係ないわけでもないのでは⁉


でも、この魚って大きな羽があるよね?トビウオみたいに海の上を飛ぶんじゃないの?何年も船釣りしてるけど、一度も飛んでるところを見たことないよ。



実はそれも、多くの人が勘違いしているんだ。
ホウボウはトビウオのように海面を滑空する魚ではありません。
むしろ真逆で、一生のほとんどを海底で暮らす底魚です。
では、なぜあんなに美しく大きな羽(胸ビレ)を持っているのでしょうか。
実はあの羽は、敵に襲われそうになると一気に広げ、鮮やかなネオングリーンやブルーの模様を見せて相手を驚かせるためのもの。まるで「びっくり箱」のような役割を果たしています。
さらに驚くことに、ホウボウには**「足」**まであります。
胸ビレの下にある6本の細い軟条を使って海底をトコトコ歩き、その先端には味を感じるセンサーまで備わっています。砂の中に隠れたゴカイやカニを、まるで足で味見するように探しているのです。





・飛びそうで飛ばない。
・羽があるのに歩く。
・しかも鳴く。
ホウボウってどんな魚?


ホウボウは、カサゴ目ホウボウ科に属する海水魚で、北海道南部から九州まで幅広く分布しています。主に水深20〜200mほどの砂泥底で暮らし、船釣りではタイラバやジギング、テンヤ、胴付き仕掛けなどで釣れることの多い人気の高級魚です。
スーパーではあまり見かけませんが、市場では高く評価される白身魚で、釣り人にとっては「釣れたら持ち帰りたい魚」の代表格でもあります。
しかし、ホウボウの魅力は美味しさだけではありません。
大きく広がる羽のような胸ビレ、海底を歩くように移動する不思議な姿、さらには「グーグー」と鳴く習性まで持つ、とても個性的な魚なのです。
初めて釣った人の多くが「この魚、本当に食べられるの?」
「羽があるけど飛ぶの?」「なんで足みたいなものが付いているの?」
と驚くほど、ほかの魚にはない特徴がたくさんあります。
ホウボウが「鳴く」という現象には、明確な身体的メカニズムと、生物学的な理由があります。
ホウボウの浮き袋の役割とは?:鳴く仕組み


浮力の調整(ほとんどの硬骨魚類に共通)
浮き袋の中のガス量を調整することで、ホウボウは水中で沈みすぎず浮きすぎず、 省エネルギーで一定の層に留まることができます。 これは魚の基本機能で、浮き袋があるからこそ無駄な体力を使わずに生活できます。
音を出すための器官(ホウボウ特有の機能)
ホウボウは人間のように声帯を持っているわけではありません。その正体は、体内の「浮き袋」です。


なんで、ホウボウは鳴くように進化したのかしら?
ホウボウは、なぜ鳴くのか(理由)
なぜ魚が音を出すのか、その正確な意図は完全には解明されていませんが、一般的には以下のような目的があると考えられています。
- 威嚇・防衛: 釣り上げられた際など、外敵に対して身を守るための威嚇行動として鳴くことが多いです。「驚かせて追い払う」ための反応といえます。
- 仲間とのコミュニケーション: 群れの中で個体同士が意思疎通を図るために音を利用している可能性があります。
- 求愛行動: 繁殖期などに異性を引き寄せるためのシグナルとして機能しているという説もあります。
豆知識:💡
- 他の鳴く魚: イシモチ(シログチ)も有名ですが、カワハギのように「歯ぎしり(歯をこすり合わせる音)」で鳴く魚もいます。
- 別名: 英名の「Searobin(海のコマドリ)」も、その鳴き声に由来しています。
釣り上げた際に聞こえる「グーグー」という声は、ホウボウにとっての必死の抵抗やコミュニケーションの手段だと思うと、少し愛着が湧くかもしれませんね。


そう言えばさ~イシモチもグーグーって鳴くよね?
ホウボウと同じなのかしら?
イシモチ(シログチ)を釣り上げた際、バケツの中で「グーグー」と鳴くのを聞いたことはありませんか? まるで「助けて!」と言っているようで少し罪悪感すら覚えるこの鳴き声





実はホウボウと同じく浮き袋を使っています。
イシモチはなぜ鳴くの?


イシモチの場合、単なる威嚇だけではないと考えられています。
- 仲間との結束: イシモチは群れで行動する習性が強く、音を出すことで群れの中での位置関係を確認したり、仲間同士でコミュニケーションを取っていると推測されています。
- 「グチ」の由来: 実は、この鳴き声が「愚痴(ぐち)」をこぼしているように聞こえることが、「シログチ」という名前の由来になっていると言われています。釣り上げて文句を言っているわけではなく、彼らなりの「仲間を呼ぶ信号」や「警戒信号」なのです。




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なんか愛着が出そうよね♪
ついでにカワハギも知りたい!歯ぎしりのような「キュッキュッ」って鳴いてない?


カワハギの「キュッキュッ」は、じつは「感情の表現」かも?
そんな説があるんだ⁉





カワハギを釣ったとき、取り込む際に聞こえる「キュッキュッ」という音。
あれは浮き袋ではないんだよ。
硬い歯をこすり合わせる音なんだよ。




カワハギは沢山の情報をお伝えしてます。
釣り方のコツは勿論薄皮剥ぎの小技からエアー抜き等々
カテゴリー【カワハギ】にまとめてます。
ホウボウは飛ぶ魚ではない


大きく美しい胸ビレを見ると、トビウオのように海面を飛びそうなイメージがあります。
しかし、実際のホウボウはその逆で、一生のほとんどを海底で過ごす底魚です。
普段は砂泥底でじっとしており、小魚やエビ、カニ、シャコなどを狙って生活しています。
つまり、羽のように見える胸ビレは「飛ぶため」ではありません。
敵に襲われそうになると、一気に胸ビレを広げ、ネオングリーンやブルーの鮮やかな模様を見せて相手を驚かせる役割があります。
まるで海の中で突然花が咲いたような美しさで、釣り上げた瞬間に思わず写真を撮りたくなる魚でもあります。
実は「歩く魚」







ホウボウには、もう一つ驚きの特徴があります。
胸ビレのすぐ下には、細い指のような6本の軟条があり、これを使って海底をトコトコ歩くように移動します。
しかも、この軟条の先端には**味を感じるセンサー(味蕾)**が備わっています。
砂の中を探りながら、ゴカイや小さなカニ、エビなどの餌を見つけることができるため、「足で味見しながら歩く魚」ともいえる、とても珍しい生態を持っています。
羽があるのに飛ばず、足で歩き、しかも足で餌を探す。
ホウボウが「不思議な魚」と言われる理由は、まさにここにあります。
ホウボウが釣り人に人気の理由!


ホウボウは見た目のインパクトが強いため、初めて釣った人は「変わった魚だな」という印象を受けるかもしれません。
しかし、実際に食べると、その印象は一変します。
身は透明感のある上品な白身で、クセが少なく、ほんのりとした甘みがあります。そして捨てる部分がほぼなく浮き袋、胃袋、肝も珍味で美味しいく刺身や寿司はもちろん、姿煮やブイヤベースなど、加熱しても身が崩れにくく、どんな料理でも高級魚らしい味わいを楽しめます。
だからこそ、釣り人の間では「外道で釣れても大当たり」と言われるほど人気が高く、市場でも高値で取引される魚なのです。


ホウボウ専門船が少ないのはなぜ?
ホウボウは市場でも高値で取引される美味しい高級魚です。
「それなら、マダイやタチウオのようにホウボウ専門船がたくさんあるのでは?」と思うかもしれません。
しかし実際には、ホウボウ専門船は全国的に見ると決して多くありません。
もちろん、相模湾など一部の地域では、冬から春にかけてホウボウ専門や半専門の乗合船が出船することもあります。
では、なぜ美味しい魚なのに専門船が少ないのでしょうか。
ホウボウは「外道」として釣れることが多い魚
最大の理由は、ホウボウがほかの釣りのターゲットとして釣れる機会が非常に多い魚だからです。
このように、ホウボウは本命ではなくても釣れることが多く、「釣れたらラッキー!」という魚として親しまれています。
そのため、全国的にはホウボウだけを狙う専門船よりも、タイラバやジギング、五目釣りの中で出会う魚というイメージが強いのです。
専門船が成立するのは限られた季節だけ
もう一つの理由は、ホウボウが一年中浅場でまとまって釣れる魚ではないことです。
地域にもよりますが、相模湾では冬から春にかけて浅場へ集まり、数釣りが期待できる時期があります。
このタイミングだけは専門船が成立することもありますが、季節が変わると群れが散り、深場へ移動するため、安定した釣果を維持するのが難しくなります。
つまり、専門船が少ないのは人気がないからではなく、専門に狙える時期や地域が限られているからなのです。
実際に冬の時期限定出港してる有名な船宿も紹介しておきます。
興味がでたら船宿公式ホームページで確認してみてくださいね。
釣船 湘南 茅ヶ崎 一俊丸(公式ホームページ)
住所:神奈川県茅ヶ崎市南湖4-24-14
TEL:0467-88-3173(受付:6時〜17時)
一俊船長直通:090 -8819-2841(受付:16〜17時)
庄三郎丸
カーナビをご利用の場合は、「神奈川県平塚市千石河岸57-17」
☎0463-21-1012





状況次第で他の船宿もホウボウ狙いで出港するので確認してみてください。
上記の船宿は実際にお世話になったので冬場は確実性が高いです。
外道なのに大歓迎される理由
釣り人の間では、ホウボウが掛かると船上が少し盛り上がります。
その理由は、何と言っても食味の良さです。
透明感のある上品な白身は刺身や寿司との相性が抜群で、煮付けやブイヤベースにしても絶品。


「今日は本命が釣れなかった……。」
そんな日でも、クーラーボックスにホウボウが1匹入っているだけで、帰宅後の食卓が楽しみになる魚です。
だからこそ、多くの釣り人から**「外道なのに大当たり」**と言われています。
ホウボウは、専門船が少ないから価値が低い魚ではありません。
むしろ、狙っていない日に出会えるからこそ嬉しい。
そんな”サプライズの高級魚”という立ち位置も、ホウボウならではの大きな魅力といえるでしょう。
釣れたホウボウを最高に美味しくする「下処理の基本」


ホウボウは、見た目のインパクトばかり注目されがちですが、実は鮮度が味を大きく左右する高級白身魚です。
刺身で食べると透明感のある身と上品な甘みが楽しめますが、釣れた直後の扱いを間違えると、その美味しさは半減してしまいます。
せっかく釣った一匹を最高の状態で味わうためにも、船上でできる下処理を覚えておきましょう。
まずは魚を暴れさせない
ホウボウはマダイほど激しく暴れる魚ではありませんが、針を外したあとにデッキの上で暴れ続けると、筋肉に乳酸がたまり、身が硬くなりやすくなります。
刺身で楽しみたいなら、できるだけ早く落ち着かせることが大切です。
釣り上げたらデッキに放置せず、速やかに締める準備をしましょう。
良型は活け締めと血抜きを行う
30cmを超えるような良型なら、活け締めと血抜きをしておくと鮮度が長持ちします。
エラを切って海水の入ったバケツで血抜きを行えば、血液による臭みや酸化を抑えられ、白身本来の甘みを引き出せます。





特にホウボウは浮き袋や胃袋や肝を食べれる魚なので、血抜きは必須ですよ
真水ではなく海水で血抜きをする
血抜きをするときに注意したいのが、真水を使わないことです。
真水では浸透圧の影響で身が水分を吸い込み、食感や旨味が損なわれることがあります。
海水で作った塩氷を使うことで、身の締まりや風味を保ちながら血抜きできます。


「冷やせば何でも同じ」と思われがちですが、
このひと手間が食味の差につながります。
船上では「血抜きまで」が基本
ホウボウは内臓も美味しい魚ですが、乗合船では船上で腹を開くことは基本的におすすめできません。
船内を汚してしまうだけでなく、船長やほかの釣り人への配慮も必要です。
また、時合の最中に下処理へ時間をかけるより、次の一匹を狙ったほうが釣果にもつながります。
そのため、船上では活け締めと血抜きまでを確実に行い、ウロコ取りや内臓処理は帰宅後に落ち着いて行うのがおすすめです。
神経締めは必須ではない
「高級魚だから神経締めもしたほうがいいの?」と疑問に思う人もいるでしょう。
もちろん神経締めができれば理想ですが、ホウボウは神経締めをしなければ美味しく食べられない魚ではありません。
まずは活け締めと血抜きを丁寧に行い、しっかり冷やして持ち帰ることが何より大切です。
無理に神経締めへこだわるよりも、基本の下処理を確実に行ったほうが、美味しさをしっかり保つことができます。





ホウボウって見た目が派手だから下処理も難しいのかと思ってたけど、意外と基本が大事なんだね!
ホウボウの正しい持ち帰り方で味が劇的に変わる
ホウボウは下処理だけでなく、持ち帰り方ひとつで刺身の食感や旨味が大きく変わる魚です。
船上で丁寧に血抜きをしても、クーラーボックスへ適当に入れてしまえば、帰宅する頃には身が水っぽくなり、本来の甘みや弾力が失われてしまいます。
高級魚だからこそ、「どう冷やすか」まで意識すると、食卓での美味しさがまったく違ってきます。
ホウボウも、真水の氷水に漬けっぱなしはNG
「魚は冷やせばいい」と思って、真水の氷水へそのまま入れていませんか?
実はこの方法は、ホウボウにはおすすめできません。
真水に長時間浸けると、浸透圧の影響で身が余分な水分を吸収し、せっかく締まっていた白身が水っぽくなることがあります。
特に刺身で食べる予定なら、この違いははっきりと感じられるでしょう。
冷やすことは大切ですが、「冷やす」と「水に浸ける」は別と考えるのがポイントです。





真水の氷水を使う人は少ないですよね~
海水氷でも実は、同じ漬っぱなし良くありませんよ
一番おすすめは「袋に入れて保冷」
もっともおすすめなのは、血抜きを終えたホウボウを厚手のビニール袋へ入れ、氷や保冷剤が直接魚に当たらないようにしてクーラーボックスで保冷する方法です。





海水氷が1番一気に冷やせます。
冷えたら漬っぱなしではなく帰る時は水分を捨て、魚は袋に入れて氷の上にしまうと言うのがおすすめです。
こうすることで魚が余計な水分を吸うのを防ぎながら、しっかり低温を保つことができます。
暑い季節でも鮮度を維持しやすく、帰宅後に刺身へしたときの透明感やプリッとした食感も残りやすくなります。
塩氷を使うなら「締めるため」と考える


数釣りをしているときや、小型のホウボウを手早く締めたい場合は、海水で作った塩氷を使う方法も有効です。
ただし、塩氷は魚を締めるために使うものであり、そのまま何時間も漬けっぱなしにするものではありません。
帰港後や持ち帰る際は、袋へ入れて保冷する方法へ切り替えたほうが、身質をより良い状態で保てます。
クーラーボックスの保冷力も美味しさを左右する
夏場の船釣りでは、クーラーボックスの性能も重要になります。
保冷力が低いクーラーでは魚の温度が上がりやすく、鮮度の低下も早まります。
特にホウボウのような刺身が美味しい魚は、しっかり保冷できるクーラーボックスを使うことで、帰宅後の味に差が出ます。
「釣果を持ち帰る箱」ではなく、「美味しさを持ち帰る箱」という意識を持つことが大切です。





クーラーボックスサイズは、
カワハギ同様に25リットル前後がおすすめです。
下記の参考記事を合わせてご覧ください。
家に着いたらできるだけ早く下処理を
帰宅したら、できるだけ早くウロコを落とし、内臓とエラを取り除きましょう。
腹の中に残った血ワタも丁寧に洗い流しておくと、生臭さを抑えられます。
すぐに食べない場合は、水気をしっかり拭き取り、キッチンペーパーで包んでからラップや保存袋へ入れ、冷蔵庫で保存するのがおすすめです。
このひと手間だけでも、翌日に刺身や寿司で食べたときの旨味や食感が大きく変わります。


魚って氷水に入れておけば安心だと思ってた!『冷やす』と『水に浸ける』は違うんだね。
よくある質問(FAQ)
Qホウボウは飛びますか?
A. いいえ、ホウボウは飛びません。
大きく美しい胸ビレ(羽)のような見た目から、「トビウオのように飛ぶ魚」と勘違いされることがありますが、実際は一生のほとんどを海底で過ごす底魚です。
胸ビレは飛ぶためではなく、天敵に襲われたときに鮮やかな模様を見せて相手を驚かせる役割があります。
さらに、胸ビレの下には6本の細い軟条があり、これを使って海底を歩くように移動します。軟条の先端には味を感じるセンサー(味蕾)があり、砂の中に隠れたゴカイやカニなどの餌を探すという、とてもユニークな生態を持っています。
飛びそうな見た目とは裏腹に、「歩く魚」として知られているのがホウボウの大きな特徴です。
Qホウボウは歩きますか?
A. はい。ホウボウは海底を歩くように移動する珍しい魚です。
ホウボウの胸ビレの下には、6本の細い軟条(なんじょう)があり、これを足のように使って砂泥底をトコトコ歩くように移動します。
さらに、この軟条の先端には**味を感じるセンサー(味蕾)**が備わっており、砂の中に隠れたゴカイやエビ、小さなカニなどの餌を探す役割も果たしています。
つまり、ホウボウは単に「歩く魚」ではなく、足で海底を探りながら餌を見つける魚なのです。
羽のような大きな胸ビレが注目されがちですが、「歩く」「足で味を感じる」というユニークな生態も、ホウボウならではの大きな魅力です。
Qホウボウは高級魚ですか?
A. はい。ホウボウは市場でも高く評価される高級白身魚です。
ホウボウは漁獲量がそれほど多くなく、スーパーではあまり見かけませんが、鮮魚店や料理店では高級魚として扱われることが多い魚です。
透明感のある白身はクセが少なく、ほどよい甘みと上品な旨味があり、刺身や寿司はもちろん、煮付けやブイヤベースなど幅広い料理で美味しく味わえます。また、アラからも濃厚で上品なだしが取れるため、捨てる部分が少ない魚としても人気があります。
船釣りではタイラバやジギングの外道として釣れることもありますが、その美味しさから**「外道なのに大当たり」**と言われるほど人気があります。
もしホウボウが釣れたら、ぜひ持ち帰って新鮮なうちに味わってみてください。釣り人だからこそ楽しめる、贅沢な一匹です。
Qホウボウは鳴きますか?
A. はい。ホウボウは「グーグー」「ボーボー」と鳴くことで知られる珍しい魚です。
釣り上げられたときや刺激を受けたときに、浮き袋を振動させて「グーグー」や「ボーボー」と聞こえる音を出すことがあります。
この鳴き声が、「ホウボウ」という名前の由来になったという説が最も有力です。そのほかにも、海底を方々(ほうぼう)歩き回る姿や、**這う(はう)**ように移動する様子が名前の由来になったという説もあります。
釣り人の中には、初めてホウボウを釣ったときに「魚が鳴いた!」と驚く人も少なくありません。
羽のような大きな胸ビレや、海底を歩くように移動する姿だけでなく、「鳴く魚」という珍しい特徴も、ホウボウならではの魅力のひとつです。
Qホウボウの肝は食べられますか?
A. はい。鮮度が良ければホウボウの肝は美味しく食べられます。
ホウボウの肝はクセが少なく、濃厚な旨味があるため、釣り人の間では「隠れたごちそう」として人気があります。
新鮮な個体なら、肝を軽く湯通ししてポン酢で食べたり、刺身と一緒に肝醤油にしたりすると、白身の上品な甘みがさらに引き立ちます。また、煮付けに加えるとコクが増し、より深い味わいを楽しめます。
ただし、肝は傷みやすい部位でもあるため、必ず鮮度の良いホウボウを使用し、帰宅後はできるだけ早く内臓を取り出して下処理を行いましょう。
せっかく釣った新鮮なホウボウなら、身だけでなく肝まで味わうことで、一匹を余すことなく美味しく楽しめます。
Qホウボウは何日熟成できますか?
A. 適切に下処理・保存すれば、2〜3日程度の熟成がおすすめです。
ホウボウは身質がしっかりした白身魚で、釣れた当日でも美味しく食べられますが、血抜きや下処理を丁寧に行い、0〜2℃程度で保存すると、2〜3日ほど熟成させることで旨味が増します。
熟成が進むと、身の角が取れて甘みやコクが引き立ち、刺身や寿司では当日とは違った味わいを楽しめます。
保存する際は、ウロコ・内臓・エラを取り除き、水気をしっかり拭き取ってキッチンペーパーで包み、ラップや保存袋に入れて冷蔵保存しましょう。キッチンペーパーは毎日交換すると鮮度を保ちやすくなります。
なお、熟成できる日数は魚の鮮度や保存状態によって異なります。臭いや変色がある場合は無理に食べず、安全を優先してください。
「釣りたてのプリプリ食感」と「2〜3日熟成させた濃厚な旨味」を食べ比べてみるのも、釣り人ならではの楽しみ方です。
Qホウボウは刺身が一番美味しいですか?
A. 刺身は特におすすめですが、「一番美味しい」とは食べ方や好みによって異なります。
ホウボウは透明感のある上品な白身が特徴で、釣れた当日ならコリコリとした食感、2〜3日ほど熟成させると甘みや旨味が増し、刺身や寿司でその美味しさを存分に味わえます。
一方で、加熱しても身が崩れにくく、旨味がしっかり残るため、姿煮やブイヤベースも絶品です。さらに、アラからは濃厚で上品なだしが出るので、スープや鍋料理にも向いています。
釣り人の間でも「刺身は外せない」という声が多い一方で、「煮付けが一番好き」「ブイヤベースのだしが最高」という人も少なくありません。
ホウボウは刺身だけでなく、和食・洋食を問わず幅広い料理で楽しめる万能な高級白身魚です。せっかく釣れた一匹なら、身だけでなくアラまで活用して、さまざまな料理で味わってみてください。
まとめ
ホウボウは「飛びそうで飛ばない」「海底を歩く」「足で味見する」「鳴く」という不思議な魚です。
しかし、釣り人にとって最大の魅力は、そのユニークな生態だけではありません。
釣れた一匹を丁寧に締め、正しく持ち帰ることで、高級料亭にも負けない美味しさを自宅で味わえることです。
次にホウボウが釣れたら、ぜひこの記事を思い出し、見た目だけでなく”食べる楽しみ”まで味わってみてください。




ホウボウは、一度知ると、次に釣れたときの見え方が変わる魚です。
その他の魚などは魚ナビも活用ください。もちろん無料ですが順次拡大中のウエブ検索。
Googleレンズとの違いはさらに【知りたい魚】の詳し情報を別記事で読める・その魚の持ち帰り方/おすすめ料理までカバーするのが【セルフィッシュ魚ナビ】まだまだ拡大中検索ニーズに足りない場合もありますが、温かい目で応援してください。
ホウボウは、捨てるところが無い魚です。肝や浮き袋などなど沢山の釣り人ならではの楽しみが多いのがホウボウです。


詳しいレシピはこちらの記事で紹介しています。










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