東京湾で冬に人気の船釣りターゲット「イシモチ(シログチ)」
数釣りが楽しめて、釣った後は刺身から蒲鉾作りまで幅広く楽しめることから、初心者の船釣りデビューにも最適な魚です。

金沢八景のイシモチ遊漁船の多くは、
レンタルタックル無料も多く初心者の仲間を誘いやすいのが特長ですね♪
イシモチ釣りは難しいテクニックを必要とせず、仕掛け選びさえ間違えなければ安定した釣果が期待できるのが大きな魅力。
この記事では、東京湾のショート船・半日船を前提に、
を分かりやすく解説します。


イシモチは、刺身はもちろん
蒲鉾やさつま揚げに最適で、正月用の高級蒲鉾作りませんか♪
イシモチの由来や種類、旬については、以下のハブ記事で詳しく紹介しています。
▶ イシモチとは?種類・旬・美味しさ完全ガイド
イシモチ釣りの仕掛けは初心者でもシンプル
東京湾のイシモチ釣りは、長年親しまれてきた定番の船釣りです。
そのため、仕掛けはほぼ形が決まっており、市販仕掛けで十分対応可能です。
初心者がまず押さえるべきポイントはこの3つ。
この基本さえ守れば、「何を使えばいいか分からない」という不安はほぼ解消されます。
東京湾イシモチ釣りの基本仕掛け【船・ショート船】
胴突き仕掛けが定番


東京湾のイシモチ釣りでは、胴突き仕掛けが基本です。
幹糸から枝スが出ている構造で、底付近を安定して狙えるのが特徴です。
一般的な目安は以下の通り。





まずは、これから紹介する2種類を用意すれば安心
そんな仕掛けの詳細を含めて紹介しますね♪
①ムツ針のメリット
東京湾イシモチの定番サイズ。ムツ針 10〜12号(標準サイズ)
針の形状の特徴(赤ムツ針)
■ 形状
■ メリット





ムツ針のおすすめ仕掛けの理由
赤色コーティング(エサ馴染みが良い)
オーナーばりの「胴突イシモチ五目 N-3660」は、金沢八景の船イシモチ釣りに最適な完成仕掛けです。針は赤ムツ針を採用しており、イシモチの柔らかい口でもバレにくく、アジやカサゴなどの五目にも対応。胴突き2本針で扱いやすく、初心者からベテランまで安心して使える定番仕掛けです。
👉 おすすめ胴突き仕掛け(初心者向け)
丸セイゴ針
― 初心者から常連まで安心して使える「船宿仕様」の完成仕掛け ―
シモチ釣りを始めるなら、まず選んで間違いないのがこの 下田漁具 KS210 船宿標準 イシモチ仕掛。
東京湾の船宿で長年使われてきた実績ある“丸セイゴ針仕様”で、掛かりの良さと扱いやすさが抜群です。
細軸で刺さりの良い 丸セイゴ13号 を採用しているため、イシモチ特有の小さなアタリでもしっかりフッキング。
さらに、ハリス3号・幹糸4号のバランスは、イシモチはもちろん、アジ・カサゴなどの五目にも対応できる万能設計です。
仕掛けの長さ・枝スの長さも船宿仕様で調整されており、そのままパッケージを開けて即投入できる手軽さも魅力。





初めての人でも迷わず使え、常連さんの“予備仕掛け”としても信頼度の高い一本。
是非ともタックルボックスに♪紹介した商品は👇です♪
イシモチ釣りの丸セイゴ針・メリット・デメリット
■ 形状の特徴
■ メリット
■ デメリット
イシモチ釣りの針・総合比較
| 項目 | 丸セイゴ針 | ムツ針 |
|---|---|---|
| 刺さりやすさ | ◎ とても良い | ○ 良い |
| バレにくさ | △ ややバレやすい | ◎ とてもバレにくい |
| 強度 | △ 細軸で弱い | ◎ 太軸で強い |
| 飲まれにくさ | △ 飲まれやすい | ◎ 飲まれにくい |
| 初心者向け | ◎ 掛けやすい | ○ 扱いやすい |
| 船宿標準度 | ○ 船宿による | ◎ 多くの船宿が採用 |
結論:どっちの針がイシモチに向いている?
どちらもイシモチには相性が良いですが、
丸セイゴは“掛け重視”、ムツ針は“バレ防止重視” という違いです。




まずは、両方を準備する事を強くおすすめします。
オモリは30号が基本


金沢八景周辺のイシモチ船では、オモリ30号指定がほとんどです。
軽すぎると底が取れず、重すぎると周囲とオマツリしやすくなります。
必ず
でオモリ号数を確認して指定号数オモリを守りましょう。
※違うオモリ号数を使うと周りの同船者に迷惑になります。





オススメは、船釣り・胴突き仕掛けに定番の六角オモリ(小田原オモリ)
底で転がりにくく安定性が高いのでおすすめです。
船イシモチ釣り最適なクーラーボックスは⁉
初心者でも半日船やショート船で10匹以上釣れる事が多いのがイシモチ釣りの魅了
せっかく釣れてるのにクーラーボックスがいっぱいで釣りを中断!
意外と見かける光景なんです。
ベテランは、30匹オーバーなんて普通にあるので初心者でま25ℓ前後のクーラーボックスを用意することをおすすめします。


クーラーボックスの価格って凄い違うのよね
そうなんです。クーラーボックスは保冷力の違いで価格が大きく変わります。
おすすめクーラーボックスの比較表で分かりやすく紹介します。
| 断熱材 | 保冷力 | 重量(kg) | 定価(円) | |
| Daiwa ライトトランクα 【S 2400】 | スチロール | KEEP66 | 4.0 | 15,400 |
| Daiwa ライトトランクα 【GU 2400】 | ウレタン | KEEP82 | 4.2 | 18.900 |
| (SHIMANO) スペーザ ライト 250 | 発泡ポリスチレン | I-CE値(h)40 | 5.0 | 22,000 |
| Daiwa ライトトランクα 【SU 2400】 | 底一面真空パネル | KEEP88 | 4.4 | 27,600 |
| (SHIMANO) スペーザ ベイシス 250 | 1面底真空パネル+発泡ポリスチレン | I-CE値(h)45 | 5.5 | 28,000 |
| (SHIMANO) スペーザ リミテッド 250 | 3面一体型真空パネル+発泡ポリスチレン | I-CE値(h)55 | 6.1 | 41,000 |
| Daiwa ライトトランクα ZSS 2400 | 6面真空パネル | KEEP98 | 5.3 | 45,700 |
| (SHIMANO) スペーザ プレミアム 250 | 6面真空パネル+発泡ポリスチレン | I-CE値(h)63 | 6.7 | 54,000 |





価格差15,400~54,000!
しかし最安値商品でも安心のクーラーボックスのみを厳選してますので予算で検討して平気です。


迷ったらこれ!
ライトトランクα
ダイワ ライトトランクα GU 2400
「ライトトランクα S 2400」の上位モデル。ウレタン素材を採用し、より高い保冷力を実現。軽さと性能のバランスが良く、日帰り船釣りにも最適な中間モデルです。
イシモチ釣りに使う竿の選び方【何でもOK?】
「イシモチ釣りは竿は何でもいい」と言われることもありますが、
正確には “何でもできるが、選んだ方が圧倒的に釣りやすい” です。
竿選びの目安
ライトアジ竿・メバル・船キス竿なども流用できます。
意外に多いのが張りの強いライト船用ロッド(8:2)を使う方も多いのですが、間違いではないけどあまりおすすめできません。





イシモチは、コマセを振る釣りではなく、
先調子の竿でハリが強すぎるんです。
でも先調子竿しか持っていない。
そんな方はPEの先端(リーダー)を結ぶことでだいぶ緩和されます。
ナイロンまたはフロロカーボン4号70㎝前後結んで下さい。


20m巻きでこの値段はお買い得♪
タックスボックスの中に入れると便利ですよ。
柔らかめの胴調子竿(6:4・7:3)なら食い込みが抜群です。
特に初心者の方におすすめです。
よく質問されるのが【イシモチ30号オモリ】だから竿の負荷30号以上の竿ですか?
そんな事はなくコマセワークのない釣りなので15号負荷の竿でも問題ありません。
もしシロギス竿を持ってるならシロギス竿でもOKです。





できたら6:4調子か7:3調子の竿がベスト
船宿レンタルから始めるのも良いと思います。
喰い込みに優れる6:4調子に設計された、ライトゲーム系船竿を紹介。
リーズナブルながら軽量な設計なので、
初心者でも非常に扱いやすくおすすめの6:4調子の竿です。
👉 初心者にもおすすめのイシモチ対応船竿
リールは手巻きで十分?
イシモチ釣りでは、電動リールは不要です。
軽量で扱いやすい手巻きリールで問題ありませんが少し深いポイントなら小型電動リールが有利!
道糸はPEラインの0.8~2号を200m巻いておくと安心です。
ただし、お使いになる竿がスピニングリール用か両軸リール用か?
近年の小型電動リールは手巻に負けない軽さで深いポイントに移動しても安心です。
SHIMANOプレイズ 600
PE2号300m、PE3号200mのラインキャパシティ
自重(g):470の軽量モデルです。
イシモチだけでなく色々と幅広く使える小型電動リールです。
しかもコスパも良いのが特徴♪
👉コスパ良い優秀な小型電動リールはこちら
最軽量モデルの高級小型電動リールを検討するならシーボーグ100J
【ダイワ】シーボーグ 100J
最軽量モデルの高級小型電動リール
自重わずか375g!
ラインキャパはPE1号-300m、1.5号-200m
タチウオ、マルイカ、アジ、イサキ、アマダイ、ヒラメ、カワハギの他、タイラバやイカメタルまでこなす小型電動リールです。





リールの軽さは、感度に大きく関係して来ます。
※イシモチ以外にも行く予定なら考えても良いと思います。
👉最軽量モデルが良い方は、こちら


特に、初夏に人気のアジ太刀魚のリレー船
初夏の太刀魚は浅場で釣れる事が多いのに急に水深60mオーバーなんて事が多いので小型電動リールは強い味方ですよ♪
エサの付け方と誘い方(初心者向け)
イシモチ釣りで使われるエサは、アオイソメが定番です。
柔らかく、吸い込みやすいため初心者でも扱いやすいエサです。
エサ付けの基本


イシモチ釣りで使われるエサは、アオイソメが定番です。
柔らかく、魚が吸い込みやすいため、初心者でも扱いやすいエサとして広く使われています。
エサの付け方は、イソメをそのまま刺すのではなく、縫い刺しにするのが基本です。
イソメの口からハリを入れ、2~3回縫うように刺していくことで、エサ持ちが良くなり、仕掛けを落とした時にもズレにくくなります。
ハリに付ける長さは、少し余りを残すのがポイントです。
目安としては6cmほどの長さを垂らすイメージで、自然に動くことでイシモチへのアピール力が高まります。
少し余りを残すことで、自然な動きが出てアピール力が高まります。
誘い方の基本


イシモチは底付近にいる魚です。
仕掛けを底まで落としたら、オモリが底を感じられる範囲で、ゆっくり動かします。
アタリが出たらすぐに強く合わせず、
軽く竿を持ち上げて魚の重みを感じてから、竿を立てるように合わせるのがコツです。
船宿レンタルでできること・できないこと
東京湾のイシモチ船は、初心者向けの設備が整っています。
多くの船宿で
となっていますが、
※仕掛けやオモリは自分で用意してください。
仕掛けやオモリはロストも視野に予備も3~5セット用意して行くと安心です。




船宿レンタルタックルで始めるなら
これだけ用意すればOK♪
東京湾イシモチの定番サイズ。ムツ針 10〜12号(標準サイズ)
針の形状の特徴(赤ムツ針)
オススメ仕掛けの詳細は👇
― 初心者から常連まで安心して使える「船宿仕様」の完成仕掛け ―
シモチ釣りを始めるなら、まず選んで間違いないのがこの 下田漁具 KS210 船宿標準 イシモチ仕掛。
東京湾の船宿で長年使われてきた実績ある“丸セイゴ針仕様”で、掛かりの良さと扱いやすさが抜群です。
細軸で刺さりの良い 丸セイゴ13号 を採用しているため、イシモチ特有の小さなアタリでもしっかりフッキング。オススメ仕掛けの詳細は👇
定番の小田原型オモリ30号
安価だけど海底での安定度がよくおすすめのオモリです。
お買い得8個入りの詳細は👇
コスパと実用性をかね備えた発泡ウレタン24ℓ
真夏には、氷を多めにする必要がありますが、オススメのクーラーボックス
まとめ|まずはこの仕掛けでOK
東京湾のイシモチ釣りは、
この基本を押さえるだけで、初心者でも十分に楽しめます。
イシモチは釣って楽しく、食べて美味しい魚。
仕掛けを理解したら、次はぜひ食べ方・レシピにも挑戦してみてください。
▶ イシモチの食べ方・おすすめレシピまとめ(準備中)

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