釣りをしてると、知らない魚が釣れる事も少なくないでしょう。
しかし、知らずに触れただけで毒に犯されたり！
知らずに食べて死に至る事故が一向に減少しないので、身近な魚を少し解説して行きます。
実は、スーパーで普通に売ってる魚にも危険性が潜んでいます💀
その辺りも最後に触れておきますので、事故に合わぬように知識を高めて
釣りを楽しんで下さい。
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食べれるけど注意して触る魚『毒針』
一番多いのが、ゴンズイです。
夜釣の定番のお客様のゴンズイ！ブラクリなど穴釣りをしてると毎回『こんばんは』
と現れますが、知識さえあればホントは、歓迎すべきお客様なので、少し解説して行きます。
知らない方で、まれに怖がりハリスを切って海に返す片を見ますがそれは止めて下さい。
針が口に刺さったままの状態でのリリースは、好ましくありません。
では、どうすんだ！ そう思った方も少なくないと思います。
ゴンズイ毒針の位置
実は、ゴンズイは背ビレと胸ビレ『左右』合計３ヶ所に毒針があります。
逆に言うとそれだけです。
首元を挟んでしまえば安心なんです。
誤って毒針に刺されない為にフィッシュグリップを用意して行くと安心
自分も愛用している信頼性の高い第一精工のグリップを紹介します。
やはり釣具を沢山作ってる専門のグリップは、とても良いです。
ポチップ
アイゴ毒針の位置
アイゴも食べれて美味しいのですがゴンズイと同じく毒針に注意！
毒針の位置は、背ビレ・腹ビレ・臀ビレ・そして背ビレの先に隠し毒ビレ
の４ヶ所があります。
アイゴもゴンズイ同様にタンパク質性の毒素なので熱で毒が消えます。
カサゴ毒針の位置
カサゴは、お刺身も最高級の肴です。姿揚げも居酒屋の定番メニュー
しかし、毒針に注意が必要です。
ミノカサゴ毒針の位置
実は、ミノカサゴは各ヒレに毒腺があり釣れた時には注意が必要です。
持ち帰って食べるのであればヒレに触れないようにハサミで慎重に取り除く必要がありますが、
不慣れな方は、リリースをオススメします。
オニカサゴ毒針の位置
船釣りで人気のオニカサゴ。
高級魚でもあり食味は最高級です。
オニカサゴの毒素は、カサゴより強烈なので十分な注意が必要になります。
オニカサゴを釣るのは、まず船釣りです。
船上で毒針を切る方もいますが、揺れる船上処理は大変危険です。
切った毒針を紛失して他の釣り人に刺さり怪我した例も少なくないのです。
針に気を付けてクーラーボックスに入れて自宅で処理することをオススメします。
切り落とした毒針もけっして毒が無くなるわけではありません。
新聞紙などにくるんで『魚毒針取扱い注意』などのを書いて燃えるゴミに出してください。
毒針のある魚達の調理する上での注意点
毒針を切り落とすのにキッチンハサミでも良いのですが切った時に針が飛んで
知らずに踏んだり手をついて刺さる事故も意外と多いのです。
自分も愛用してるハサミを紹介します。毒針の切断は勿論！鯛やブリなどの大型魚の
ヒレカットもらくらくです。
ポチップ
毒針が刺さった時の対処法
今まで紹介して来た魚の毒素は、タンパク質性なので熱で毒素は分解されるので、
慌てず対処する事が大切です。
針が刺さったままなら、抜いてください。
そして清潔にして毒素を吸い出す。
そしたら45度のお湯に浸ける
痛み止めなどを服用して病院に行きましょう。
ゴンズイやカサゴは、お湯に浸ければたいてい治るりますがおかしければ病院に行ってください。
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命の危険性がある魚達
釣った魚・踏んでも危険性が高い魚が海には沢山いる事を理解して下さい。
食べたら危険な魚や食べれて美味しいけど、
取扱いを間違えると最悪死に至る事もありますので、
身近な魚達を紹介していきます。
オニダルマオコゼ
サーファーやダイバーには、とても危険性の高い魚と認識は高いのですが、
我々釣り人の認識が甘いのも事実です。
オニダルマオコゼの毒は、背ビレにあり毒腺を持てます。
オニオコゼ科の魚達全て毒針を持ってますが、オニダルマオコゼはその中でも最強の毒を持てます。
最強の毒と言われてもピント来ない方も多いと思います。
実は、ハブ毒の30倍と言われてます。
恐ろしさが伝わったのでは無いでしょうか！
オニダルマオコゼに刺された対処法
オニダルマオコゼの毒素も実は、タンパク質性の毒なので熱による緩和が期待できます。
しかし大変危険な毒なので、救急車の到着待ちの対処法だと思ってください。
もしウエダーを着て海に入ってた時は、急いで陸に戻ってください。
毒が回ると最悪は、痺れて体が動かなくなります。
毒ウツボ
最近では、ウツボの美味しいが有名になって来てるので、
間違って毒ウツボを持ち帰る事故があります。
実は、猛毒の毒ウツボには、ウミヘビのような鋭い牙はないんです。
しかし大き物になると体長2,5メートル重量30㎏まで成長するので、
不用意に口に手を入れるのは、危険です。
もし大型が釣れてしまったらハリスを切ることをオススメします。
ウツボの種類は何と！世界に180種以上もいます。
見分けが付かない方はウツボの持ち帰りは、見送る事をオススメします。
日本にも毒ウツボはいます。
主に沖縄や高知などの太平洋の温暖な海域に生息していますが、
昨今の温暖化の影響もあり海の生態系も変わって来てるので、
どこで出会うか分からないので、知っておいてください。
ちなみに毒ウツボの毒は、有名な『シガテラ毒』この毒は、死亡する危険な毒です。
その他『シガテラ毒』を持つ魚の代表は、
バラハタ・オニカマス・アカマダラハタなど400種類以上です。
ヒョウモンダコ
見るからに危険なタコなので誤って食べる方は少ないのですがそれでも事故例があるのです。
タコ＝食べ物と言う考え方をする日本人が多いので注意して下さい。
ヒョウモンダコの毒は『テトロドトキシン』と言う毒でフグで有名な毒素です。
実は、このタコの厄介なところは、嚙まれただけで毒素に感染します。
しかも危険を察知するととても凶暴なやつなので、見かけたら近寄らないのが得策。
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スーパーなどの魚・豆知識
日頃から食べてる魚でも危険とまで行かずとも知っておくべき魚があるんです。
ティラピア・ぼうぜ『バターフィッシュ』
ティラピア
ティラピアは、脂肪分多く美味しいとされてますが実は、ラードと同じと言われてます。
コレステロール値や喘息の方々は避けた方が無難です。
バターフィッシュ『ぼうぜ』
バターフィッシュは、スーパーで『ぼうぜ』と表記されてます。
ティラピア同様に脂が多く美味しいと言われてますが実は『ぼうぜ』の脂は、
ワックス成分で人間の体では代謝出来ない成分と言われてます。
確かに美味しいですが生はやめ、焼くなどしてワックス成分の数値を下げてから食べて下さい。
水銀が含まれる魚
人間も水銀が含まれてるので過度な心配は不要ですが、知っておく事も大切です。
みなさんも好きなマグロ！
天然マグロは、問題ないのですが残念ながら市場に出回るマグロの多くは、
養殖です。
では、何故かと言うと養殖場は、早く成魚にしないといけません。
成長ホルモン剤が原因と言われてます。
実は、サバやスズキにも水銀が含まれてるのですが過度に心配する必要は無いのですが、
幼児には、マグロを与えるのは、控えたいですね。
汚染されてる可能性の魚
最近スーパーで『バサ』と言う切身を見かけませんか？
バサって(・・?思った方も少なくないのでは、
スズキの代わりとも言われてます。
値段も安く美味しい魚で、ナマズの一種です。
日本でも釣れるんですが、スーパーに並ぶ安価のバサの切身
実は、多くがベトナムで養殖されて1大産業になっております。
その養殖場が世界で最も汚染されてるメコン川にあり、大量の成長剤が使われてます。
レストランなどでも安価なバサを仕入！白身フライとして提供しているお店もあり、
身近な食べ物と言えるでしょう。
ヨーロッパ産ウナギ
そもそもウナギは、すんだ水よりドロがあるような川が好きです。
なのでウナギは、そんな成分を吸収しやすい魚です。
ヨーロッパでは、大量の農業廃棄汚染、
産業廃棄汚染が凄くそれらの危険な成分を吸収して育ちます。
大量の水銀が含まれ発がん性物質があり危険です。
スーパーでヨーロッパ産ウナギを目にする事は、少ないと思いますが、
覚えておいてください。
最後にアナゴ
アナゴの身には毒は無いので安心してください。
ただ、アナゴの血には、毒素があるんです。
自分で釣ったアナゴを捌く時に少し注意するぐらいですが、危険レベルではありません。
アナゴに関しては、長くなってしまうので、別記事がありますので、
興味ある方は、参考になさってください。
まとめ
今回も最後まで読んでくださりありがとうございます(^^♪
いかがでしたか？
釣りをしてると(・・?の魚に出会うこともあります。
知らずに触り大変な事になると困りますので、知識は大切ですね。
船釣り・陸釣り問わず、フィッシュグローブは大切です。
安全第一で楽しい釣りライフを互いに過ごしましょう。
今回は、釣りをしてて出会う確率の高い魚を紹介しましたが、
まだまだ沢山の危険な魚もいます。
そのためにも専門図鑑を用意する事をオススメします。
釣りを楽しむための【釣り魚図鑑】写真、解説付き1400魚種
１冊持てると重宝します。
ベストセラー1位
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