2024年【富山ホタルイカ】食べられる⁈

最初に犠牲となられた方々にお悔やみを申し上げるとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

毎年3月1日に富山のホタルイカ漁が解禁になり賑わうのですが去年の震災の被害で漁協関係者も大変な思いをされてます。今年の漁はどうなるのか？大変心配されてる方も多いと思いますので取材内容をお伝えします。

ホタルイカ漁はどうやるのか？
1. 富山港の定置網の現在
富山湾は、何故ホタルイカが獲れる？
1. ホタルイカは何故光るの？
被災者への応援方法
1. ポケットマルシェの支援の取り組み
2. ポケットマルシェでホタルイカを購入
まとめ

ホタルイカ漁はどうやるのか？

富山湾以外の漁のほとんどが底引き網漁法になります。

底引き網漁法とは、簡単に想像してもらうには、潮干狩りのクワを想像して見て下さい。船でクワに網を付けて海底を撫でながら獲る漁法なので小さなホタルイカは簡単に傷が付いてしまいます。

そこで富山湾のホタルイカ漁は、定置網を5つ沈めて漁をするスタイルが有名です。

定置網とは、沖に網を設置して入って来たホタルイカを網ごと巻き上げて捕獲する漁です。

自然に網に入ったホタルイカを獲る事が出来るので傷が付かず見た目や鮮度も抜群で美味しいのが特徴です。

しかし、この5つの定置網全てが破損して使え無くなりました。

富山港の定置網の現在

この5つ定置網のうち2つは、復旧しました。

いくら費用が掛かったか想像付きますか？

なんと、定置網2つで7500万円！

水揚げや荷捌する港も地盤沈下で使えなくなってます。

2月中旬から仮施設の工事が始まる予定で、残りの定置網を含めて3月1日のホタルイカ解禁まで、被災しながらも懸命に努力されてるのが現状です。

春と言えばホタルイカ。

楽しみにしてる方も多いと思います。私も少ないながら募金と言う形で応援してます。

富山湾は、何故ホタルイカが獲れる？

実は、ホタルイカは昼間は深い海で生活してます。水深200m〜400mに生息してます。夜になると、産卵やエサの捕食に浮上するのですが、それだけの理由なら何処の海でも見れる可能性ありますよね。富山湾は、海岸に近い場所から急に深くなる鉢状の地形になっており、湾の底から上に向かって流れる海流、湧昇流（ゆうしょうりゅう）が、岸近くまでホタルイカを押し上げます。

富山湾では、夜にホタルイカが光を放ちながら沿岸に打ち上げられて幻想的な光景を見せてくれます。これは、日本で唯一！富山湾だけです。

この光景を【ホタルイカの群遊海面】と言います。

実は、国の特別天然記念物に指定されてます。